最近、日本ではフレイルという言葉を聞くようになりました。
厚生労働省の定義もあって、
「加齢とともに、心身の活力(たとえば筋力や認知機能など)が低下し、生活機能障害や要介護状態、死亡などの危険性が高くなった状態」
と示されています。
・体重が減った
・疲れやすくなった
・あまり動き回らなくなった
・歩く速度が遅くなった
・握力が弱くなった
の5項目のうち3項目以上があてはまると、フレイルのおそれがあります。
夏場はどうしてもさっぱりしたものを食べがちですが、フレイル対策には、良質なタンパク質を積極的に摂ることが効果的で、肉・魚料理を敬遠しないようにしたいものです。
ある調査によると、一日69.8グラム~76.1グラムのタンパク質を摂取した高齢女性は、フレイルと判定される比率が明らかに低下したそうです。
75グラムのタンパク質の摂取量を身近な食材に換算すると、鶏胸肉や豚ひれ肉などの場合は340グラム、マグロの場合は280グラムです。
量の多さに驚くかも知れませんが、タンパク質は他の食材からも摂れますが良質なタンパク質が摂取できる肉や魚を積極的に食べるようにしたいものです。
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つまらんことでしょうか
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