2017年7月30日日曜日

カタカナ主食は日曜日にする

現代の食生活で最も大切なことは、
いかに「油脂類」「砂糖」を減らすかにあるといってもいいと思います。

そのためには、副食から揚げ物や炒め物を減らしたり、甘いお菓子に注意することも必要です。
 
しかし、砂糖や油脂類が増えすぎた原因は、副食の問題ではなく、カタカナ主食が増えたことにあります。

バン、ハンバーガー、サンドイッチ、ラーメン、パスタ、ピザなどです。


あるいは、焼きそば、お好み焼きなど、別な言い方をすれば、小麦粉の主食が増えたとも言えます。

これらは説明するまでもなく、砂糖や油脂類を除いて食べることはありえないでしょう。

「でんぷん質」の供給源というよりは、脂質の供給源といったほうが適当です。

これらを主食にしながら油脂類を減らすことはできません。

「毎朝パン」というような食生活はやめるべきです。

ただし、これらをすべてやめるというのも、もはや非現実的かもしれません。

だとすれば、メリハリをつけて、日曜日など特別な日に食べるようにするのがいいでしょう。
 
あるいは、自宅で食べる場合や、一人で外食する際などは避けて友人との会食程度に抑えるのも現実的かもしれません。

ごはん以外の主食としては、餅やそば、うどん、そうめん、ひやむぎなどがいいでしょう。


2017年7月20日木曜日

「ゆっくり話す」効用

「心のむくみ」を防ぎ、心身ともに健康で美しくなるために、意識すると良いのが「ゆっくり話す」ことです。

その理由は、「呼吸」と「自律神経」に関係があります。
 
いつもゆっくり話すことを心がけると、それだけで呼吸が安定します。

ゆっくり深い呼吸は、
副交感神経の働きを高め、自律神経のバランスが整います。

すると、細胞のすみずみにまでいい血液が流れ、体のむくみが解消できるばかりか、心身のパフォーマンスもどんどん高めることができるのです。

しかも、ゆっくり話すことを心がけると、話すべき内容が明確になり、自分の言いたいことが相手によく伝わります。

ゆっくり話す人に対して信頼感や説得力を感じるのは、このためです。

ですから、普段からゆっくり話すことを意識すれば、大事な商談やプレゼン、会議なども、きっとうまく進むようになるはずです。

逆に「早口で話すと、呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

自律神経のバランスの良し悪しは周りに伝染しますので、話を聞いている相手の副交感神経も下げてしまいます。

早口で話す人に対して、あまり信頼できないなと感じるのは、このためだと考えられます。

体のむくみを防ぐためにも、呼吸を安定させ、自律神経のバランスを整える「ゆっくりとした話し方」を、普段から意識することが大切なのです。


関連参照
「むくみ」を知る
つまらんことでしょうか


2017年7月10日月曜日

「足を組む」クセのある人は-2

では、どうしてそういうことになるのでしょうか?

足を組むと
「下肢の血液やリンパ液の流れが悪くなる」のです。

足を組むことで、片方の足だけに強い力がかかってしまい、骨が本来の位置からずれてしまったり、筋肉のバランスが悪くなったりします。

そのため、血液やリンパ液の流れが遅くなり新陳代謝が悪くなって、脚の冷えやむくみが起こりやすくなります。

足を組むと「骨盤がゆがむ」のです。

医学では「骨盤はゆがまない」とされています。
ここでは体全体を見たとき、骨盤の位置がずれているものを「ゆがみ」として紹介します。

骨盤が正しい位置にないと、ある1ヵ所に負担がかかったり、お腹の筋肉がうまく働かなかったりします。
 
お腹の筋肉がうまく慟かないと、くしゃみをしたとき、重いものを持ち上げたときに腰に負担がかかり、ぎっくり腰(急性腰痛)が起こりやすくなります。

また、脚の長さが左右で変わってしまい、段差につまずきやすく、平らな地面で転倒することがあります。
 
ゆがむ原因は、
「いつも同じ側で足を組む」
「座るとき片方のお尻に重心をかける」
「立っているときに片方の脚に体重をかけている」
など、日常の習慣や癖にあります。

足を組むと「姿勢が悪くなる・猫背になる」のです。
 骨盤がゆがむと背骨にもゆがみが生じ、姿勢が悪くなったりねこ背になります。


関連参照
「むくみ」を知る
ヒザ痛改善する体操 
「足を組む」クセのある人は-1
つまらんことでしょうか