2014年7月31日木曜日

冷えにも、いろいろあります。

冷えは、とくに女性に起こりやすい症状です。

体質もありますが、ホルモンや自律神経が乱れたときに起こります。

中年期には更年期障害として、のぼせ多汗症とともによく現れます。


全身が冷える場合には、甲状腺機能低下症(橋本病)、手足の末端が冷える場合はレイノー病などが考えられます。


これも中年期の女性に多い病気です。


また、貧血、低血糖、低血圧などでも冷えが起こります。

特に男性の貧血や低血圧には、背後に重い病気が隠れていることがありますので、注意が必要です。

また、高齢者の場合は、栄養の偏りなどで低血糖を起こし冷えを訴えることがあります。

その場合は、命に関わることがありますので、内科で検査を受けてください。



関連参照:
上手に生きる更年期
「加齢」との付き合い方
つまらんことでしょうか



記憶術




↓クリックをお願いします。

2014年7月29日火曜日

大量に汗をかくのは 

個人差がありますが、
汗かきでもないのに汗が出る場合は多汗症が考えられます。

ストレスやホルモンバランスの乱れ、中枢神経系の異常、循環器の疾患、内分泌や代謝の異常などが原因です。

汗は全身から出る場合も、
手の平や足の裏など局部から出る場合もあります。


中年期の女性では、
更年期障害のひとつとして多汗症になることがよくあります。

また、更年期障害とよく似た症状を起こす甲状腺機能亢進症(バセドウ病)でも大量の汗が出ます。

両者は区別がつきづらいため、気になるようでしたら一度内科で受診してもらったほうがいいでしょう。


関連参照:
上手に生きる更年期

2014年7月28日月曜日

手足がふるえる 

自分の意思とは関係なく手足が震えることを振戦といいます。


寒さや緊張でふるえるという生理的な症状以外に、
アルコール依存症や甲状腺機能亢進症でもおこることがあります。


震えが主として起こるのは脳神経の病気のときです。

中年期以降最も多い本態性振戦やパーキンソン病です。

本態性振戦は手や頭だけでなく声も震えます。

緊張によってふるえが強まることが多く、字を書いたり、ものを採ったりするときに特に震えます。

一方、パーキンソン病は、安静時に手足にふるえが出ます。

パーキンソン病は脳の障害によって、筋肉の動きに異常が起こる病気で、震えは初期症状として体の片側に現れることが多いようです。

親指と人差し指をすり合わせ、丸薬を丸めるようにふるえるのが特徴です。


関連参照:
「加齢」との付き合い方
つまらんことでしょうか

記憶術
川村明宏のジニアス記憶術

↓クリックをお願いします。

2014年7月27日日曜日

しゃっくりが出る  

しゃっくりは横隔膜の痙攣です。

横隔膜とは胸とおなかの中間にあり、それらを隔てるための筋肉です。

急な温度変化や飲みすぎ食べ過ぎ、ストレスなど、さまざまな原因で刺激を受け、痙攣します。


横隔膜が痙攣すると、のどにある声門の動きが乱れ、しゃっくりが起こります。

しゃっくりのほとんどは、横隔膜神経に刺激を与えることで自然と収まります。

ただし、半日以上続く場合は脳腫瘍などの可能性も疑われます。

その場合は内科や神経内科を受診します。



 関連参照:

つまらんことでしょうか
スリムさんの感想
はてなブログ
わからんこと


記憶術




↓クリックをお願いします。

2014年7月26日土曜日

胃のことを考える

胃がやっていること=食物を粥状にして小腸へ送り出す、ミキサーのような存在なのです。

ペッタンコな状態のお腹に食べ物が入ると1.8Lぐらいまで広がります。

そんな伸縮性に富んだ袋状の消化器がです。


 口から入った食べ物を胃液と混ぜてお粥のような状態になるまで攪拌します。

 小腸の入口である十二指腸にすこしづつ絞り出して、小腸での消化吸収をしっかり進めます。


 栄養素により、胃に留まる時間は違います。

ご飯やパンなどの糖質は2、3時間でさっと通過しますが、
肉類などやタンパク質が多いものだと4~6時間ほどかかることになります。


胃の重要な役割は、食べ物に含まれるバクテリアなどを殺菌、消毒していることです。

そのためには胃壁から塩酸(胃酸)を含む胃液を分泌しています。

胃液に含まれるペプシノゲンは胃酸で活性化され、タンパク質分解酵素ペプシンとなります。

胃壁は自らを守るために粘膜を出しています。

この粘膜の分泌力が加齢で低下すると、胃壁は塩酸やペプシンの攻撃を受けてダメージを受けやすくなり、それは胃炎や胃潰瘍の一因になります。

ピロリ菌に感染すると、粘膜などで胃壁を守る作用が衰え、いっそう胃壁の防御力が下がります。

胃は筋肉質ですが、運動不足で筋肉が衰えるように、加齢で食物を攪拌する能力も落ちてきます。

食物がきちんと攪拌されないと、小腸への負担と増え、消化吸収が円滑に進みません。

食物は一口ずつよく噛んで攪拌力の衰えをカバーしていきたいものです。



2014年7月25日金曜日

なんだか、とにかくだるい

こんな症状ありませんか?

とにかく体がだるい。
食べても食べても、痩せてくる。

さらに、すぐに疲れてしまったり、やる気が起きなかったり、
朝起きても疲れがとれない、ちょっと休んでもなかなか元気になれない。

ずっと一日中寝ていたいと感じたりしませんか?
  
もし当てはまるならば、
すでに糖尿病である可能性が高いといえます。

ではなぜ、体がだるくなるのでしょうか?

ひとことででいえば、栄養が細胞に行き渡っていないから、と言うことになります。

この場合の栄養とは、簡単に言うと、ブドウ糖ですが、
人が食事をすると、それが消化分解され、ブドウ糖の形になります。

そして、そのブドウ糖が、各細胞に運ばれることによって、
わたしたちは元気になって、活力を得ることができます。


この場合、ブドウ糖という栄養が、しっかりと細胞に運ばれて行くことが、
人が元気になる重要な要素なのです。

 大切なのは、細胞が栄養をもらうことです。

 体がだるくて元気が出ないというのは、栄養が細胞に届いていない証拠なのです。


関連参照:


シニアからの栄養学
中高年からの筋肉作り  
サルコペニア予防  


2014年7月24日木曜日

血糖値が高い、は要注意。

健康診断で「血糖値が高い」という症状がでたら、まずは要注意です。

のどの渇きや頻繁な空腹感などを感じる程度で、軽症のうちは殆ど自覚症状がありません。

なので見過ごしてしまうのです。

気づかぬうちに悪化していることもあります。

5~6年くらいで糖尿病は発症するといわれています。


放置しておくと、合併症を発症する危険が増大します。これが怖いのです。

糖尿病から併発する合併症は大変危険な病気ばかりです。

まず、高血圧

高血圧は心筋梗塞や脳卒中などを、発症したら、
それこそ、命に重大な危険を及ぼすことにつながります。

また、高血糖の人は「動脈硬化」が原因で起こる「脳梗塞」や「心筋梗塞」になる危険度が、
一般の人の2~4倍といわれています。

そして、糖尿病は4~5年で、
半数近くの人がは糖尿病性網膜症という病気を発症しやすくなります。

最悪の場合、失明してしまいます。


糖尿病性神経障害」は、とくに手足の末梢神経がおかされることが多く、
手足の末端から壊疽していくケースもあり、最悪は切断せざるを得なくなります。

ほかにも、腎臓に障害が出る糖尿病性腎症があります。


腎臓に障害が出ると、体内の老廃物を排出する機能が衰えますから、
当然さまざまな肉体的不具合が起きてきます。

ですから、健康診断で「血糖値が高い」という症状がでたら、あなどったらいけません。

まずは自身の生活習慣を見直してみることが必要なのです。

関連参考: 
サルコペニア予防  
血清アルブミン値を上げるには
シニアからの栄養学

記憶術
川村明宏のジニアス記憶術

↓クリックをお願いします。





2014年7月23日水曜日

アメリカの骨粗鬆症対策

骨粗鬆症の対策で言うと、

アメリカで、大腿骨頭骨折が非常に増えて、医療費の数%を占めたことがありました。


そこで、アメリカの厚生省が、
閉経期の女性にみんなクエン酸カルシウムを飲むよう指導をしました。

毎朝、毎晩1錠づつ飲みなさい、と。


その運動の結果、大腿骨頭骨折が減って医療費が削減したということがありました。


100歳以上の人で寝たきりになるのは、ほとんど骨粗鬆症が原因であることが多いのです。


今からこういう対処をしておかねばならないだろう。


 関連参考: 
サルコペニア予防  
血清アルブミン値を上げるには
シニアからの栄養学

記憶術
川村明宏のジニアス記憶術

↓クリックをお願いします。



2014年7月22日火曜日

歩くことの意味

誰でもいつでも歩いています。

歩くことは簡単です。


ですがその積極的な意味合いは、医療の方面でその価値を見直されています。

たとえば、乳ガンの診断を受ける前後に、

1日20~30分、
1週間では約2~3時間の早歩き程度の運動を継続的に行っていた女性は、運動していない人に比べて、

死亡リスクが67パーセントも少なかった

といいます。

また、
アメリカで約1500人を対象に21年間大規模な追跡調査した結果、
週2回以上運動する人は認知症になる危険性が半分になることがわかった。

●普段より少し多めに歩く
●人より少し早く歩く
●出来るだけ階段を使う

など、探せば日常生活の中で出来ることはまだたくさんありそうな気がします。


関連参照:
だから、歩くのがいい。
つまらんことでしょうか
スリムさんの感想
はてなブログ

------------------

2014年7月21日月曜日

ガンにならない8つのルール


免疫学の安保徹 教授が提唱する「ガンにならない8つのルール」を見ていきます。 


1、心の不安やストレスに目を向ける

2、頑張りすぎの生き方を変える

3、息抜き・リラックスの方法を見つける

4、体を冷やさない工夫をする

5、暴飲暴食はやめて体に優しい食事をする

6、有酸素運動を生活に取り入れる

7、笑いや感謝に気持ちを大事にする

8、生きがい・一生の楽しみ・目標を見つける


 ここで意識して欲しいのは1~2、と順位の高い順にとり入れること、だとしています。


 特に1~3は、

 「ガンの原因となる低酸素・低体温の世界からの脱却」を図る上で根幹をなす大事なこと

としています。

生活習慣病であるガンはその人のライフスタイルなどに強く影響されるのです。

自分の生き方の癖や傾向に気づくほうがずっと大事なのだ。


関連参照:


↓クリックをお願いします。

2014年7月20日日曜日

体温が低いとガン細胞が元気になる-2

嫌気性代謝を行なう細胞というのは、何なんでしょう。

酸素の少ない状態、つまり体の中の状態でいえば温度の低い環境境のほうが状態もよく、細胞分裂も活発になるという性質を持っています。

これに対して好気性代謝を行なう細胞には、血液の豊富な暖かい環境のほうが適しています。


よく男性の睾丸は冷やしたほうがよく、
女性のお腹は冷やしてはいけないといいますが、
これは精子が嫌気性代謝を行なう細胞で、卵子が好気性代謝を行なう細胞だからなのです。

 陰嚢がいわば、体の外側にあるのは、温めすぎると精子が死んでしまうからだと考えられます。


 私たちの体を構成している細胞は、精子と卵子が結びついたものなので、
 嫌気性代謝と好気性代謝、両方のエネルギー獲得サイクルをもっています。

たとえば、ウオーキングのような軽い運動を有酸素運動といいますが、
このとき使われるエネルギーは、酸素を使ったエネルギー代謝によってつくられたものです。

ところが、ベンチプレスや重量挙げのように、激しい運動をするときには、
 好気性代謝ではエネルギーの供給が間に合わなくなるので、
 体は嫌気性代謝によってエネルギーをつくるように切り替わります。

激しい運動のとき、息を止めているにもかかわらず、大きなエネルギーが出るのはこのためです。

ガン細胞が低体温のときに増殖しやすいのは、
実はガン細胞が嫌気性のエネルギーによって増殖する細胞だからなのです。

正常な細胞がガン化するというのは、
ミトコンドリア生命体から受け継いだ好気性代謝の経路が破壊され、
嫌気性エネルギーで増殖する細胞に変化するということを意味しています。

嫌気性代謝を行なうガン細胞にとっては、低体温のほうが都合がいいのです。

ガン細胞はガン患者だけにあるのではありません。

健康な人であっても、毎日、いくつものガン細胞がつくられては消えていくのです。

ですから、ガンになりたくなければ、
体温を恒常的に高い状態にしておくこと が何よりの予防法といえます。

また、体温を上げることは、すでにガンになってしまった人にも大きなメリットがあります。

それは、「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」というガン細胞を攻撃してくれるリンパ球の活性化が進むからです。

NK細胞の活性化が上がるのは、体温が37度以上のとき です。

ですから、お風呂に入ったり、ストレッチをしたりする習慣は、体に大きな負担をかけることなく
体温を上げることができるので、
 体がガン細胞と闘うのを助けることにつながっていくのです。





2014年7月19日土曜日

体温が低いとガン細胞が元気になる-1

低体温の人はガン細胞が増殖しやすい」ということをご存じでしょうか。

 実は、ガンを発症する人には低体温の人が多く、また低体温だとガン細胞の増殖スピードが速くなるのです。

なぜ、低体温だとガン細胞が増殖しやすいのか。

このことを説明するには、かなり古い話からはじめることになります。

いまから20億年ほど前、私たちの古い祖先を生み出すことになる「受精」が行われました。
それは、「原始細胞生命体」と「ミトコンドリア生命体」の受精です。

 私たち人間も、現存する多くの動物も、酸素がなければ生きられませんが、生命が誕生した当時の地球には酸素がありませんでした。

そのため、最初の生命体は、酸素がなくても生きられるものとして誕生しました。
これが「原始細胞生命体」です。

 私たちが酸素を必要としているのは、エネルギーを獲得するのに欠かせないからですが、原始細胞生命体は「嫌気性代謝」といって酸素を必要としない方法でエネルギーを獲得します。


その後、地球上に酸素が誕生すると、酸素を使ったエネルギー代謝「好気性代謝」を行なう生命体が現れます。

それが「ミトコンドリア生命体」です。

 私たち人間は、この「原始細胞生命体」と「ミトコンドリア生命体」が合体することで生まれた第三の生命体の子孫なのです。

 私たちの細胞の中にミトコンドリアが存在することがそれを物語っています。

ほかにも、証拠があります。

 私たちの体の中には、今も先祖の姿を残す細胞、つまり「嫌気性代謝を行なう細胞」と「好気性代謝を行なう細胞」の性質をもった細胞が受け継がれています。

それはいったい何だと思いますか?

それは、男性の「精子」と女性の「卵子」です。

 精子が嫌気性代謝を行なう「原始生命体」であり、卵子が好気性代謝を行なう「ミトコンドリア生命体」というわけです。






2014年7月18日金曜日

冷えているとダイエット出来ない? 

食事として摂った食物は、酵素の働きによって体内で消化・吸収され、エネルギーになります。


しかし、体が冷えていると酵素の働きが低下するので、

この消化 → 吸収 → エネルギーを作る

ということがうまくできなくなるのです。


 当然、新陳代謝もスムーズにできなくなります。


 代謝が悪くなると余分な脂肪は内臓や血管にくっつき、血液の通り道は細くなり血流は悪化、さらに体が冷えて代謝が低下する、という悪循環にハマリ、やせにくい体質になるのです。

スーパーなどで売っている牛肉や豚肉を思い浮かべてください。

冷蔵庫に入って冷たくなっている部分は硬いですが、煮る、焼くなど火を通すと脂部分は柔らかくなります。

 人間の体も同じで、体が冷えると脂肪はどんどん硬くなり、落ちにくくなります。

 脂肪細胞そのものには血管がないので、脂肪がたまる部分は冷えやすいのです。

この脂肪を何とかしたい、落としたいと思ったら、
血液の循環をよくして体温を上げるしかない のです。

それにしてもは、やはり 「冷え」は大問題 なのでありました。


 関連参考:
「冷え」は大問題
酵素丸わかり

記憶術
川村明宏のジニアス記憶術

↓クリックをお願いします。

2014年7月17日木曜日

胸が痛い

胸が痛いとすぐ心臓病かな、と思ったりしますが、
心臓病以外でも肺や胃、食道などの内臓や肋骨、筋肉などに異常があるときも胸痛として現れます。


高齢者に多いのは、筋肉痛や肋間神経痛、肋骨の疲労骨折です。



とくに、加齢によって骨が劣化する、くしゃみで肋骨が折れたりすることがあります。


内臓的な問題は何もなく、胸部X線検査を受けて骨折がわかった、というケースもあります。

折れた肋骨が肺に穴を開ける場合もあるので注意が必要です。


肺炎、肺ガン、COPDなどの呼吸器の病気で胸に痛みがあるときは、息苦しさも伴います。

また、、これらの後遺症として胸膜炎気胸でも胸痛があります。


また、エコノミー症候群でも突然の胸の痛みと呼吸困難が襲います。

飛行機に長時間乗っているときなど、同じ体勢をとることで
足の血行が悪くなり血栓ができて肺動脈につまり、発作が起こります。


また、食道炎でも胸の痛みを感じます。

この場合、酸っぱい感じのする胸焼けも伴います。


心筋梗塞のときは、胸の奥が圧迫されるような激痛が襲います。

狭心症では、胸だけでなく顎や左腕、背中まで痛みが広がります。

胸から腰などへ激しい痛みが走る場合は乖離性大動脈瘤の危険があります。

冷や汗がでるほどの痛み、呼吸困難や意識障害などが現れたら、救急で医療機関に行きましょう。

しばらくして治まっても、循環器科や呼吸器科を受診して検査をしておくことをお勧めします。



関連参照:
なんとなく調子がよくない
「加齢」との付き合い方
上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか

------------------

2014年7月16日水曜日

夏の冷え対策ー4

冷房などによる体調不良を克服する方法



日本にはお風呂があります。お風呂は冷えに効果的です。

現代人は普段から緊張感を強いられ、交感神経優位になることで体が冷えています。


副交感神経優位にすることで、体も温まります。

そのためには、ぬるめのお風呂が効果的です。

温めといっても38~39℃ぐらいのお湯が理想です。


温度が40℃を超えると交感神経優位に切り替わってしまいます。

低めの温度、体温プラス2℃が理想です。



夏でも湯船につかる

温めのお湯でゆっくり温めれば、風呂上がりに体が冷めるのもゆっくりです。

夏でもシャワーだけですませず、湯船につかるようにしたものです。



入浴剤は炭酸タイプが効果的

入浴剤は炭酸タイプのものがオススメです。

炭酸タイプのものは、皮膚から血管に直接作用して血行を促進させるので、血巡りが良くなり、冷えは解消します。



2014年7月15日火曜日

夏の冷え対策ー3

冷房などによる体調不良の克服法-2

即効性が高いのは湯たんぽを使った方法です。


最近は可愛らしいものや体にフィットする柔らかいものも増えてきています。

冷房の効いた部屋でも、
太ももの上にのせておくだけで冷えが解消されます。

では、どこを温めればいいのでしょうか?
基本的には、温めて「気持ちのいいところ」を温めるだけでいいのです。もちろん、炎症や傷、腫れなどがある部分は避けます。

●効果的なのは。
体全体を効率的に温めるには、全身の筋肉の70%が集中している下半身、中でも太ももの筋肉を温めるのが最適です。上半身ならば、二の腕になります。

●また、手首や足首は、太い血管が皮膚の表面近くを通っているので、その先の手先、足まで温まります。
副交感神経の中枢のある腰の仙骨あたりも効果的です。

お試しあれ。



2014年7月14日月曜日

夏の冷え対策ー2

冷房などによる体調不良の克服法-1

冷えた体を温める方法はさまざまあります。手軽でオススメなのは「お湯」を使った方法です。

冷えた部分に直接働きかけるだけで即効性が期待できます。

具体的には「白湯」「湯たんぽ」「入浴」などをで手軽で安全性も高い方法です。


さゆ(白湯)を使って温める。
水分を温めてとる、だけです。これだけで冷えを解消できます。人は1日に1.5リットルほどは、水分と毒素を尿として排出しています。

ですから1~1.5リットルくらい水分を摂るのが理想です。少なくとも0.4リットルは摂りたいです。


●白湯のつくりかた
水道水でもかまいませんが、不純物を取り除くため沸騰させてからさましたものが理想です。
体温より温かいものをとります。


●とる時期は?
朝起き抜けに、摂るのが一番いいのです。朝起きたときは、睡眠中に水分が失われているので、吸収されやすいのです。一杯の白湯で体は温まり、内臓は活発になります。


●また、食事の前にも、白湯を一杯飲みましょう。消化・吸収を助け、代謝アップにもつながります。




2014年7月13日日曜日

夏の冷え対策ー1

夏になると、意外にも冷房によって体調不良となりつらい思いをすることもあります。


夏場に起きがちな冷えについて考えてみます。

・冷房や薄着による身体の外側からの冷えは手足など「体の末端」の冷えから来ます。

・これに対して、冷たい飲み物や食べ物ばかり食べていると体の内側・内臓の冷えが来ます。

この両方、内と外からくる冷えを外冷えといい、自律神経の乱れや体温調節ができにくい体質に変化していきます。


すなわち、消化酵素、吸収酵素、細胞を修復する酵素などの働きが鈍くなり、ホルモン合成がうまくできなくなったりします。

こういう状態が長く続くと大病になるリスクが高まります。

対策としては、食事の取り方や入浴方法などをちょっと変え、体を温め、血の巡りを良くするだけで驚くほど楽になります。


以下3回にわたって簡単にできるその対策法を紹介します。

関連参照:
つまらんことでしょうか
スリムさんの感想
はてなブログ
わからんこと

記憶術
川村明宏のジニアス記憶術








↓クリックをお願いします。

2014年7月12日土曜日

声がかすれる


声のかすれは、大きな声を出しすぎた時に一時的にかすれる場合と、長く続く場合とがあります。

普段、喉の声帯を震わせて声を出しています。

声帯の周辺に炎症が起こったり、腫瘍ができたりすると、声がかすれたり、出なくなったりするのです。


炎症がある場合は、声を出さないようにしたり、薬物療法で治療します。

この場合は、禁酒・禁煙です。

炎症が長引き、慢性化してしまうと声帯に内出血が起こって声帯ポリープに進行するケースもあり、早期の治療が大事です。

とくに気をつけなければならないのは咽頭がんです。


60代の男性の喫煙者に多い病気です。

かすれが1週間以上続き、徐々にひどくなっていく時は、必ず検査を受けましょう。


関連参照:
なんとなく調子がよくない
「加齢」との付き合い方

------------------




2014年7月11日金曜日

発疹が出る 

発疹が出る病気は発症する部位によって、いくつかの特徴があります。


頭部に発症した場合は、
化粧品や薬品によって炎症を起こした可能性がないか考える必要があります。


顔面に紅斑が出る場合は、ニキビ、化粧品などによるかぶれや日光による過敏症、アトピー性皮膚炎、全身性エリテマトーデスです。


また、水疱ができる場合は、薬疹や単純性疱疹(ヘルペス)といえます。

ヘルペスは通常、くちびるや口の回りにできることが多いのですが、胸や背中に帯状に水泡ができる帯状疱疹もあります。

ピリピリした痛みが走り、再発を繰り返すことがあります。

また、手や足に現れる発疹は、かぶれや湿疹、水虫、乾癬など多種多様です。

発疹の原因は、接触や摂取によるアレルギーなど外因性のものと、内臓の病気やストレスなどによる内因性のものとに大きく分かれます。

特定が難しいので素人判断は禁物です。

市販薬で様子を見て治ることもありますが、間違って使用すると症状をさらに悪化させることもあります。

早目に皮膚科を受診するのが賢明です。

特に急を要するのが、
もともとあるホクロやイボなどが黒ずんできたり、だんだん大きくなったりした場合です。

皮膚がんのおそれがあります。

なかでもメラノーマ(悪性黒色腫)と呼ばれるがんは、外傷などの刺激がきっかけとなって進行することがあります。


疑わしい症状があれば、必ず皮膚科を受診すべきです。


関連参照:
なんとなく調子がよくない
健康ライフのヒント集
「加齢」との付き合い方

記憶術
川村明宏のジニアス記憶術

↓クリックをお願いします。



2014年7月10日木曜日

げっぷが出る

頻繁にげっぷが出るとき、すっぱさや悪臭を感じないかを振り返ってみてください。

すっぱいときには胃酸過多、悪臭があるときは何らかの胃腸の病気の恐れがあります。


また、胸焼けに伴ってよく出ることもあります。

無臭のげっぷが、炭酸飲料などを飲んだわけでもなく、習慣的に出るのであれば、呑気症かもしれません。


食べたりしゃべったりするときに空気を多く吸い込んでしまう人に起こります。

呑気症は神経質な人に見られ、げっぷと同時におならが多くなることもあります。


胃腸の病気も呑気症もストレスによってひき起こされることが多いため、働き盛りの中高年期は注意が必要です。


消化器科を受診するとともに、自身の生活を振りかえってみる機会かもしれません。


関連参照:
なんとなく調子がよくない
「加齢」との付き合い方
つまらんことでしょうか

------------------