自分の意思とは関係なく手足が震えることを振戦といいます。
寒さや緊張でふるえるという生理的な症状以外に、
アルコール依存症や甲状腺機能亢進症でもおこることがあります。
震えが主として起こるのは脳神経の病気のときです。
中年期以降最も多い本態性振戦やパーキンソン病です。
本態性振戦は手や頭だけでなく声も震えます。
緊張によってふるえが強まることが多く、字を書いたり、ものを採ったりするときに特に震えます。
一方、パーキンソン病は、安静時に手足にふるえが出ます。
パーキンソン病は脳の障害によって、筋肉の動きに異常が起こる病気で、震えは初期症状として体の片側に現れることが多いようです。
親指と人差し指をすり合わせ、丸薬を丸めるようにふるえるのが特徴です。
関連参照:
「加齢」との付き合い方
つまらんことでしょうか
0 件のコメント:
コメントを投稿