2016年4月19日火曜日

熱量を必要としない日本の風土


ごはんは腹持ちがいいのが特徴です。

したがって、日本の食事は副食から熱量をとる必要はありませんでした。

そのため、野菜の料理法なども煮物や和え物、お浸しなど熱量が上からない食べ方をしてきました。

魚介類なども刺身、焼き魚、煮魚など
熱量が上がらない料理法がほとんどです。

使用する調味料も、塩、味噌、醤油、酢、みりん、日本酒など熱量が低いものがほとんどでした。

それにくらべて、小麦粉を食べてきた国は、でんぷんで空腹を満たすことが難しいので、
副食や調味料で熱量をとらなければなりませんでした。

たとえば、パンに魚を食べようとすれば、マリネやカルパッチョということになります。

野菜などもサラダにドレッシング、マヨネーズ。

ほうれん草なども、お浸しではなくバター炒めになります。
 
パンには「フライパン」が似合うというべきてしょう。

調味料もパター、ラード、ヘッド(牛脂)植物油などの油脂類、あるいはソース、マヨネーズ、ケチャップなど熱量の高いものになります。

 
それは飲み物なども同じことです。
 
日本や中国、韓国などごはんを主食にしてきた国は、食後に飲むものはたいがいお茶です。

のどが乾いたときにも、水や麦茶、お茶など熱量の低いものがほとんどです。

飲み物から熱量をとる必要がないからです。


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