牛丼などにかけて食べるのも普通のことなのです。
実は、卵は、もっと積極的に、
利用すべきであるプ入手しやすいし、値段も安いのです。
ビタミンC以外は、ほとんどの栄養成分が含まれている、
たいへんに優秀な食品なのです。
子供にとっては、成長促進や学習能力の向上、大人にとっては、老化防止になる貴重な成分が、実に豊富に含まれているのです。
卵が、完全食といわれるのは、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが優れているためで、
アミノ酸スコアは100 と満点なのです。
しかも、卵のタンパク質は消化吸収率も100%に近く、細胞を若々しく保つ効果は大なのです。
昔は、病人の見舞品によく使われた時代もありました。体力の回復に役立つからです。
ヒヨコという生命体を誕生させるために必要な材科を、全部持っているのが卵です。
一個の卵が、ヒヨコの脳細胞から
骨格、筋肉、全臓器と、すべての組織をつくり、生命を生み出すのです。
これらの成分は、人間の生命の健康を保つ上でも、たいへんに役に立ちます。
若い頃、弾力性に富み、しなやかだった血管も中年を過ぎると、だんだんこわばり、もろくなります。
「ヒトは、血管と共に老いる」
といわれるように、血管のこわばりなども老化現象のひとつといえます。
血管の老化は、脳梗塞や心筋梗寒など、さまざまな生活習慣病を引きおこします。
高血圧や動脈硬化も、また、血管の老化現象のひとつなのです。
「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEが多いことも、卵の大きなメリットです。
まず、血管のしなやかな若々しさを保ち、心臓病や脳卒中などのリスクを下げる働きをします。
また、体内の脂肪が酸化することによって発生する、過酸化脂質の生成を抑える働きをします。
過酸化脂質は、いってみれば腐った脂のことであり、細胞や血管を傷つけ、老化を促進させたり、ガンの原因になったりするのです。
ビタミンEは、この悪者を撃退してくれるのです。
以前は、卵は動脈硬化の原因とみられていましたが、最近、卵黄のレシチンにコレステロール値を正常に保ち、動脈硬化を予防する働きのあることが分かってきたのです。
むしろ、レシチンの主成分であるコリンから生成されるアセチルコリンに、アルツハイマー型の痴呆を予防する働きのあることも、判明しています。
アセチルコリンは神経伝達物質であり、記憶力や学習能力の向上と関係が深いのですが、アセチルコリンが、さらに効力を発揮するために必要なビタミンB12も、卵には含まれています。
関連参照:
和食のイロハ
転ばぬように、歩き続ける方法
つまらんことでしょうか
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