そして、「花の生涯現役」を目指そうという話。
バリバリ食べるのもいい。すりおろして、ちょびっとなめてもいい。
油でキツネ色に揚げてもいいし、フライパンでニンニクチップスを作ってもいいのです。
醤油やみそに潰けて食べるのも、これまたよい。
90歳になっても、100歳になっても、だれの世話にもならない。
ニンニクには、そのくらいの力があるのです。
ニコニコ笑ったり、「ワッハッハッ」と腹の皮をゆさゆささせる大笑いだったらもっとよい。
笑うと、NK(ナチュラルキラー)細胞が増え、ガン細胞の芽を押さえこんでしまう力かあるのです。
自然に深呼吸しながら、若々しい記憶力と健康を維持して、人生をエンジョイしよう。
「大満足長生き人生」を送るためには、病気を防ぎ、病気を追い払う、自然治癒力をふだんから強化しておくことが、大切になってくるのです。
その「自立強化食」の最右翼がニンニクなのです。
イギリスでは、俗に、「貧乏人の毒消し薬」と呼ばれているそうであるが、貧乏人であろうと大金持ちであろうと、ニンニクは、利用する者すべてに、そのすばらしい効果を、平等に与えてくれるだろう。
日本でも、古くからニンニクは 「万病に効く」とか、「疾病よけ」、あるいは。「疲労回復薬」などとして、用いられてきました。
我が国現存最古の医術書である平安時代の『医心方』には、ニンニクの効能が、詳しく述べられているのです。
その効能を、箇条書きにしてみると、
1、浮腫や虫などの毒によって生じる皮膚の病気を散らし、風邪の毒をも消す。
2、血液の循環をよくして、体を芯から暖める働きがある。
3、食べはじめには、視力か弱くなるような感じがするが、食べ続けているうちに、かえって、よく見えるようになる。
4、昧は、刺すように辛いが、保温効果が高く、もろもろの体毒を消す上で役に立つ。
5、魚や肉と和え物にして食べると、味がよくなるだけではなく、元気も出てくる。
ニンニクの原産地は、西アジア地方とみられていますが、現在では、東洋からヨーロッパ各国、さらに南北アメリカ大陸と、世界中で栽培され、料理はもちろん、薬用としてもその作用は評価を高めているのです。
関連参照:
和食のイロハ
転ばぬように、歩き続ける方法
つまらんことでしょうか
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