体内時計によって刻まれている生体リズムに合わせて、1日3回きちんと食べることが疲労や肥満を防ぎます。
日本での一日3食の習慣は鎌倉時代に取り入れられ、公家社会に引き継がれ、徳川時代には2・3食混合、明治になって一般庶民に3食が定着したとされています。
1日3回の規則的な食事が望ましい第一の理由は、人間の体に備わっている
生体リズムに合わせて3食をとることが健康に大変良いから
です。
二つ目には、
1日に必要な栄養素は3食でないと充足しにくいからです。
微量栄養素が確保できなくなる恐れがあります。
生体リズムに「時間の情報」を発信しているのが、脳の視床下部に生物が生まれつき備えていると想定されている「体内時計」で、睡眠・食事・活動などの生体リズムをコントロールしています。
生体リズムは本来1日25時間の周期ですが、体内時計の働きで、1日24時間周期に調整されています。
その調整に当たってもっとも強い影響を与える因子が夜明けや日没などによる光の変化です。
生体リズムとは、地球の自転に始まる自然環境のリズム(春夏秋冬、昼夜、潮の満ち干など)と連動しています。
地球上の生物は、この自然環境のリズムに合わせないと適応できず、人間も同様です。
体内時計と現実の時間の調整が狂った典型的な例が、時差ボケです。
関連参照:
栄養・食事・スポーツ
いま知りたいファイトケミカル
中高年からの筋肉作り
つまらんことでしょうか
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