2017年1月10日火曜日

女性のかんたん「冷え」対策



女性に冷え性が多い最大の理由は、
体の中で一番の発熱器官となる筋肉が、男性に比べて少ないからです。

男性は体重の平均45%筋肉なのに対し、女性は平均36%しかありません。

体が冷えて血流が悪くなると、臓器の不調が起こり、
女性の場合、生理痛や生理不順などを招きます。

また、体温が1度下がると免疫力が約30%落ちるといわれているので、低体温の人は風邪などの病気にかかりやすくなります。


効果的に体を温める方法としては、体温の約4割は筋肉でつくられ、体の筋肉の約7割は下半身についているため、ここを集中的にトレーニングするのが効果的です。

その方法として、スクワットをオススメします。

最初はきついかもしれませんが、1日置きや3日に1回でいいのです。

まずは10回3セットなどからはじめ、少しずつ増やしていきます。

そうするとだんだん体力がついてきて、体温とともに、基礎代謝もアップするため、ダイエットにも効果を発揮します。


体を温める食べ物にも注目しましょう。

漢方には、体を冷やす「陰性食品」と体を温める「陽性食品」という考え方があり、
「陽性食品」は色が濃く、寒い土地が原産地といった特徴があります。

ニンジンやタマネギなどの根菜や、赤身の肉・魚、紅茶、黒砂糖などがありますが、一番オススメはショウガです。

一日にに親指2本くらいの量(約20グラム)を取れれぱいいし、お鍋やみそ汁などいろいろな料理に合うので、続けやすいと思います。ショウガ紅茶などもいいようです。


そのほか、オススメの体の温め方としては、「腹巻き」もオススメです。

お腹を温めてあげると、いろいろな臓器の血流が良くなり、全身が温かくなるのです。

腸は最大の免疫器官といわれています。

免疫細胞であるリンパ球の約7割が腸にいるからです。

お腹を冷やすと、リンパ球の働きが落ちて免疫力が下がり、胃腸炎などになりやすかったりするので、腹巻きは効果的です。
 
入浴は、少し熱めのお湯で汗が出てくるまでつかるのがポイントです。
それが温まった証拠なのです。

健康で美しくあるためには、体を温めて血流を良くすることが大切です。

ぜひとも「温め美人」生活を実践していきましょう。

関連参照:

「冷え」は大問題  

中高年からの筋肉作り  
つまらんことでしょうか


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