2017年3月20日月曜日

滑舌をよくする方法

ハキハキとしだ話し方は好感を持たれます。

一方で「滑舌がよくなくて」という悩みも聞きます。

滑舌とは何か、どううすれば、なめらかに発声できるようになるのでしょうか?

声は、喉近くの声帯が震えることによって発声します。

最初は単なる音だが、舌の形を変えたり動かしたりして「加工」することで様々な発音になるのです。

例えば、「か」と発音する時は、舌の根もとで上あごをはじく動きをする。
「い」は、唇の両端の口角を上げて、ほおの筋肉を上げないと、はっきり発音できないのです。

「滑舌」とは、主に舌がスムーズに動くことです。
ほかに唇周辺の筋肉なども関係してくる、と専門家は説明しています。

滑舌が悪くなる原因はいくつかあります。

一つは唾液の分泌の減少です。

舌は唾液を潤滑油にして動く。緊張したり、ストレスがあったりすると、唾液が滅少して口が渇き、舌を動かしづらくなるのです。

睡眠藁などの服用でも唾液が少なくなることがあります。
 
また、舌や口周辺の筋力の低下も原因の一つです。

特に高齢者は加齢に伴い筋力が低下します。軟らかいものを多く食べたり、退職して人と話さなくなったりするごとで、ますます筋力が衰えるのです。
 
「最近は、若い人も筋力が低下していると考えられる。軟らかいものを好み、かむ時間が減少している。一人で食事をしたり、SNS(ソーシャルーネットワーモングーサービス)が広がったりして、話す機会が少なくなっていることも影響しているのでは」

と専門家は指摘しています。

また、歯並びも大切です。
歯が抜けていたりすると、かみづらくなって、軟らかいものを食べがちになるのです。

口周辺を動かす機会が減って、舌などがうまく動かなくなりやすいのです。

専門家は
「話すことによって、筋肉を使い続けることが、滑舌を維持するのに大切だ。
口の機能が低下すると、食事に影響し、身体機能の低下にもつながる」
と指摘しています。
 
また、滑舌の悪さは、脳血管障害など、病気が原因のことがあります。

急に食べづらくなったり、話しづらくなったりしたら、歯科などで診察を受けることが必要です。



関連参照:
転倒は恐い! 
中高年からの筋肉作り     
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