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2015年4月5日日曜日

情緒の安定を保つ食品。砂糖

砂糖には、健康に役立つ効果がたくさんある。

まず、脳への栄養補給だ。
 
頭を使ったり、運動や肉体労働などで体力を消耗したりすると、肝臓に蓄積されていたエネルギー(グリコーゲン)が底をつき、血液中に糖分を補給できなくなる。
 
そのため、血糖値が低下し、「疲れ」を感じてしまうのである。
 
特に、脳はブドウ糖だけをエネルギーとしているため、血糖の不足は思考力、集中力の低下につながるのです。

ごはんやイモ類など、甘いもの以外の炭水化物でも、糖の補給は可能だが、それらの食品は、体内でエネルギーに変換されるまでに長い時間がかかるのだ。

一方、砂糖は数分で血液中に届き、血糖値を回復させる。

また砂糖にはストレスの影響を弱める作用もある。ストレスを感じると、脳内にストレストレスタンパク質が発現する。

砂糖を摂取すると、このストレスタンパク質の発現が和らぐのだ。

疲れたとき、甘いものを食べるとほっとするのはこのためだ。
 
だから、情緒を安定させるためにも、糖分は欠かせない。

 
喜怒哀楽などの感情は、脳で分泌される、ドーパミンとセロトニンという神経伝達物質によって司られている。

ドーパミンは脳を覚醒させ、集中力を高める作用、セロトニンは脳をリラックスさせる作用がある。
 
ドーパミンとセロトニンは、車で例えるならば、アクセルとブレーキのようなものだ。

どちらかが多すぎたり、少なすぎたりすると、うまく働かない。
集中とリラックス、緊張と弛緩、両方をバランスよく保つことが大切である。
 
ドーパミンの主な原料となるのは、タンパク質から作られるアミノ酸だ。よく、受験生は試験の前に、ゲン担ぎとしてカッ丼を食べるが、豚肉の中に含まれるアミノ酸が集中力をアップさせるため、理にかなった「勝負メシ」と言える。
 
しかし、ドーパミンが多すぎると、感情を制御できなくなってしまう。カッとしやすく、攻撃的になったり、何気ないことで、苛立ちや緊張を感じたりする。
 
情緒の安定を保つには、興奮にブレーキをかけるセロトニンが不可欠だ。
ブドウ糖には、脳内にセロトニンの分泌を促す効果がある。

砂糖はかって精神安定剤としても利用されていた歴史があり、その効果は科学的にも証明
されている。

砂糖は、決して悪者ではない。

食事の中でうまく取り入れれば、心と体の健康に大きく役立つのだ。

巷のダイエットには、砂糖を極力控えるものが多い。中には、「砂糖、お菓子類は一切禁
止」というものもある。

しかし、先ほど述べたように、甘いものを食べたくなるのは、体の自然な欲求だ。多くのダイエットが難しい理由の一つに、本能を押さえつける、この厳しいルールがある。
   
実際、「ダイエットを始めてから、スイーツが無性に食べたくて仕方なくなった」「お腹いっぱい食べても、デザートがないと物足りない」「一日中、甘いもののことばかり考えてしまう」という人は多い。

甘いものがやめられないのは、意志が弱いからだと、自分を責め、精神的に追い込まれてしまう人も少なくない。

甘い物が一切食べられないというのは、人間にとって非常に辛いことだ。
 
 
砂糖への欲求は、それほど強く、激しいものなのだ。
 
砂糖を徹底して排除し、お菓子類を一切摂らないのは、非常に強いストレスになって当然である。
 
砂糖は、決して悪者ではない。脳や体のエネルギー源となるだけでなく、心を落ち着けたり、ストレスを和らげたりする作用もあるのだから。
 
しかし、薬も過ぎれば毒になる。

砂糖は肥満の原因ではないといっても、ケーキやクッキーなど、砂糖とバターや生クリームをたっぷり使ったお菓子を食べすぎれば、当然カロリー過多になって、太ってしまう。
 
また、砂糖の過剰摂取により、必要以上に血糖値が高い状態が続くと、体は血糖値を下げようとして、大量のインスリンを放出する。インスリンは、糖を脂肪として蓄えようとする。

内臓脂肪が溜まり肥満になると、生活習慣病にかかりやすくなるのはこれまた、いうまでもないことなのである。


関連参照:
老化。焦げ・枯れ・錆びと
シニアからの栄養学
中高年からの筋肉作り  
サルコペニア予防  


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2014年2月17日月曜日

うつ病。食事から予防する方法

うつ病を普段の食事から予防する方法

うつ病予防の食事のポイントは次の通りです。

1>バランスのいい食事を心がける
2>朝食には、良質のタンパク質を摂る
3>セロトニンのもとになるトリプトファンを含む食品を摂る
4>トリプトファンの働きを助けるビタミンB群を摂る
5>食事や料理に関心を持つ
6>自分の体が求めている「何が食べたいか」という声に関心を持つ

トリプトファンはセロトニンの原料になる、ただひとつのアミノ酸です。

トリプトファンはいろいろな食品に含まれています。とくに多いのがバナナ、牛乳、乳製品、落花生などのナッツ類、大豆、海苔、赤身の魚、ゴマなどです。

トリプトファンからセロトニンをつくる時にはビタミンBやビタミンCが必要になるので一緒に摂る必要があります。

また、最近注目を集めているのが、ギャバという神経伝達物質です。

これは発芽玄米や発芽野菜、発酵食品などから摂取することができます。


関連参照:
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方


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2013年12月15日日曜日

笑いの免疫効果-1

医師の高柳和江さんは
笑いの免疫効果として以下の7つ指摘している。

1>副腎皮質ホルモンが変化
笑いにより酸素摂取が増えると、ストレスホルモンである副腎皮質ホルモン、コルチゾールの分泌が減り、ストレスが鎮まります。

しかも、くすぐって笑わせる単純笑いよりも、ゲームをしたときなどに起こる積極的なわらいの方が効果は大きい。


2>セロトニン神経の活性化
脳幹の縫線核から出た神経から、セロトニンという神経伝達物質が放出される。

セロトニンは人間の攻撃性と関連があり、これが出ると元気になる。

不足状態では、うつ病、パニック障害、摂食障害など、心の疾患と密接な県警がある。笑いはこのセロトニン神経の活性化を促します。


3>副交感神経優位
自律神経には、交感神経と副交感神経がある。

ストレスが高いと交感神経の働きが高まってアドレナリンが噴出し、戦闘態勢になる。
笑うことでスイッチが切り替わって、副交感神経優位になります。

安らぎや安心感を感じて、ストレスが解消されることになります。


4>血糖値が下がる
血糖値は、ストレスによって上昇します。


糖尿病患者に退屈な講演を聞かせると血糖値が上昇し、笑わせると血糖値が正常範囲に低下したという報告もあります。

笑いには、シンシュリンを分泌する遺伝子作用のスイッチうをオンにして、血糖を正常化させる作用もあります。


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