2015年8月14日金曜日

サッカーに参加して疲れが残る

本人がやっている場合はもちろん、お子さんが入っているサッカーチームの練習試合に駆り出されて、日中つき合うお父さんも多いようです。

当日元気に動き回っている姿は格好いいものですが、次の日に疲れが残りぐったりしていたらどうでしょう。

できれば、翌日も颯爽としていたいものです。
 
お父さん方の疲れが抜けない原因のほとんどは、サッカーをした後の夕食にあります。


ビールとおつまみだけで終わらせていないでしょうか。

 
一日中動いて、体を使っていたら、エネルギーは減り、筋肉にも多くの傷がつきます。

減ったエネルギーは補給しなければなりませんし、傷ついた筋肉はメンテナンスしてあげなければ、素早く元に戻せません。

にもかかわらず、大切な材料を入れないまま寝てしまうわけですから、疲れが回復しないまま次の日の朝を迎えることになります。
 
ビールを飲むのがいけないというわけではありません。

ビールを飲んでリフレッシュするのはとてもいいことだと思います。
 
しかし、アルコールが体内に取り込まれれば、分解する必要があります。

アルコールは肝臓で分解されますが、そのとき、アミノ酸やビタミンA、B群、Cを使わなければなりません。

食事の量が少ないことでそれらの材料が少なめになっているうえに、さらに、体内にある材料を使うことになるのです。
 
それだけではありません。アルコールは加水分解といって、水分を使わないと分解できません。

いつもより汗をかいて、水分が少なくなっているにもかかわらず、分解のために水分が使われるわけですから、体の状況は悪くなる一方です。
 
つまり、ビールで乾杯をし、気分がよくなっているのとは裏腹に、体の中では強いストレスがかかっているというわけです。

そこで、ビールを飲むときは、必ず色の濃い野菜を食べましょう。

そして、炭水化物、タンパク質を少しずつでもいいので体に入れることです。
 
居酒屋のメニューでいうなら、野菜スティックや枝豆、ぬか漬け、アボカドとマクロの和え物、納豆や豆腐、もずく酢などをとって、刺身や焼き鳥なども必ず食べるようにしましょう。

揚げ出し豆腐もおすすめです。
 
早いうちに揚げ出し豆腐を食べておくと、アルコールの吸収を抑制してくれます。

そして、最後に、お茶漬けや雑炊も食べておきたいですね。
 
家に帰ったら、お風呂に入る前に水を1杯飲みましょう。お風呂では汗をかきますから、減る前に補給しておくのです。

入浴前に水を1杯飲むことで、肝臓の負担も軽くすることができます。

使うだけ、発散するだけでは、当然のごとく疲れが残ってしまいます。


使ったら、使った分を補って元に戻す。これを実行すれば、翌朝の目覚めは違ってくるはずです。



関連参照
中高年からの筋肉作り  
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