世界14カ国の22~88歳の男女2326人を
・「運動をしない」グループと、
・「エアロビクスか、筋トレ」を行うグループに分け、
うつ病の改善で、4~16週間観察をした研究があります。
運動しない場合に比べると、運動したほうが中程度以上も改善しているのですが、有酸素運動のエアロビクスより、筋トレのほうか約2倍、しかも、1.03と非常に効果があることを証明しています。
では、なぜ筋トレなのでしょうか?
こんな説があります。
まず運動することで筋肉の中にPGC(ベプシノゲン)という酵素が生成され、
それによってウツ病を引き起こすというアミノ酸のキヌレニンが脳に達するのを事前に防いでくれます。
また、筋肉中にあるPGCは加齢とともに減少するとされ、運動で筋肉を強化すればPGCの減少が抑えられるので、薬に頼らずともうつが解消できるはずという説もあります。
効率よく筋肉を鍛えるためには、やはり筋トレが一番なのです。
筋肉を太くしたくない女性は、軽いダンベル運動を回数多めにすればいいのです。
週に150分をひとつの目安としましょう。
関連参照:
和食・粗食を考える
中高年からの筋肉作り
転ばぬように、歩き続ける方法
つまらんことでしょうか
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