2017年5月10日水曜日

生活習慣病と食生活

日本では中高年中心に通称「メタボ」、つまり生活習慣病に対する心配が蔓延しています。

例えば、糖尿病患者数は1960年にはわずか20万人ほどだったのですが、2010年には1080万人と非常に増加しています。

糖尿病予備軍まで含めると、その数は2倍以上になります。

高齢者が増えてきたこともあって高血圧など循環器疾病の心配も増しています。
 
「メタボ」に対する心配は、食への関心となって表れています。

健康を謳う食品や調味料のコマーシャルはテレビに氾濫しています。

一方、海外の日本食に対する評判は少し違って、「日本食は健康的である」というのが通り相場です。

アメリカ人の栄養・生理学者は、日本食について、

「このような、低カロリーで満足感の高い食は稀有である」

と絶賛しています。

この感想は重要だと思います。

日本の食は海外では健康食、でも日本人の間ではメタボの心配が増加している。

このギャップの原因はどこにあるのでしょうか。

現代の日本人は日本食を食べていないのでしょうか。


関連参照
和食の基本知識 
中高年からの筋肉作り  
つまらんことでしょうか

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