油のとりすぎは体に悪い、と警戒心をもつ人は多いようです。
しかし、魚類に多く含まれるEPAやDHAをとることで
心筋梗塞のリスクが減ることがわかってから、油、とくにn-3系(オメガ3系)脂肪酸の有効性が日本でも広く知られるようになりました。
もちろん油ですからカロリーは高めです。
肥満や動脈硬化、脂質異常症などを招くため、とりすぎはいけません。
ですが、それぞれの油の性質を知って、うまくとり入れれば毎日の健康維持に大変役立つのです。
昔は青魚からEPAやD口EAなどのオメガ3系脂肪酸をとっていた日本人。
しかし、食の欧米化が進み、現在ではオメガ3系脂肪酸が極端に少ないバランスの悪い食事になってきています。
オメガ3系脂肪酸は、血管を詰まらせて脳卒中や心筋高速、動脈硬硬化などの原因となる
血中の中性脂肪を減らし、血栓ができるのを防ぐ働きがあることがわかっています。
また、人間の脳を構成している要素の60%は脂質で、このうちもっとも多いのが才メガ3系脂肪酸。つまり、脳の働きにも影響すると考えていいでしょう。
そんなオメガ3系がダントツに多く含まれているのが「アマニ油」です。
厚生労働省の定める「日本人の食事摂取基準」でオメガ3系脂肪摂取量が1日に2g程度であることを考えると、少なくとも1日に4~5gの「アマニ油」をとれば目標値をクリアできることになります。
他の油とのバランスもありますが、1日大さじ1杯を目安にとれば、不足した分も補って
くれるはずです。
みそ汁やサラダなど毎日の食事にさっとかけて手軽に効率よくオメガ3系脂肪酸を摂りましょう。
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