実は、足を組むには、理由がちゃんとあるのです。
私たちは、「脊椎」と「座骨」によって座るバランスをとっています。
ところが、ほとんどのイスは、座る人の座高、脚の長さ、お尻の大きさといった、さまざまな条件に合うようにはつくられていません。
そのため、体の重心を調整しながら足を組んで座るバランスをとっているのです。
たとえば、前かがみの体勢で浅めにイスに座ると、脊椎の腰にあたる所は後方に曲がってしまい、重心が後ろの方へ行ってしまいます。
そこで、前の方へ重心を移動させるため足を組んで重心の偏りを解消するというわけです。
ここまで聞くと、座ったときのバランスをとろうとするだけで、特に悪い点はないように思えます。
しかし、長時間足を組み続けると、
①下肢の血液やリンパ液の流れが悪くなる
②骨盤がゆがむ
③姿勢が悪くなる・猫背になる
など自分では気づかないうちに体への悪影響が出てくるのです。
関連参照:
「むくみ」を知る
ヒザ痛改善する体操
つまらんことでしょうか
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