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2014年2月26日水曜日

カレンダー遺伝子の発見

明け方に光が当たる条件で遺伝子の働きを調べると、
光に反応してすぐ増える遺伝子が34個みつかり、

それを確認したところいずれも日照時間が長い条件で強く発現する遺伝子だったのです。


そしてさらに解析を進めたところ
「Eya3」(アイスリー)遺伝子が、春ホルモンを作り出す司令塔のような役割を果たしている「カレンダー遺伝子」であることが判明しました。


また、日照時間にかかわらず発現している「Six1」遺伝子が副司令塔のような役割を果たして、「Eya3」と「Six1」とともに働くことや「Tef」遺伝子と「Hif]遺伝子が「Eya3」と「Six1」の働きを促進する補佐的な役割を果たすことで、よりたくさんの春ホルモンがつくり出されることもわかってきました。

カレンダー遺伝子は、一年間という周期に合わせて働きます。


「時計遺伝子」と「カレンダー遺伝子」がコンビを組むことでリズムが生まれているのです。


関連参照:
遺伝子検査とその活用
つまらんことでしょうか 


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2014年2月25日火曜日

「春ホルモン」の発見

生物はどのような仕組みで日照時間の変化を感知しているのでしょうか?

体内時計だけでなく体内カレンダーの仕組みの研究は進められ、その仕組みの一端が明らかになりました。

2008年、名古屋大学と理化学研究所が、ウズラの脳の下垂体正中隆起部と呼ばれる部分で、日照時間が長くなると作り出される「TSHβ」というホルモンを見つけました。

これは、春になって日照時間が長くなると表れる「春ホルモン」です。

次にこのホルモンの仕組みをくわしく調べると、光を浴びる時間の長さを変えることで、日照時間が違うふたつの条件をつくりだし、そこでマウスを飼育します。

ひとつは日照時間が長い16時間、もう一方は冬のように日照時間が短い8時間です。

そしてそれぞれのマウスについて、春ホルモンがつくり出される脳下垂体の遺伝子を調べてみると日照時間の長い条件で強く発現する遺伝子が246種類、短い条件で強く発現する遺伝子が57種類見つかりました。

そこから、春ホルモンは明け方に光りを浴びることでつくり出されることが確かめられたのです。


関連参照:
遺伝子検査とその活用
つまらんことでしょうか 


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2014年2月22日土曜日

体内時計とは 

人間の体には「体内時計」のようなものが存在します。

そう聞いておそらく多くの人が「そうかもしれない」「あるのじゃないか」と思っているのではないでしょうか。

中には腹時計、という人もいるかもしれません。

もっとも分かりやすいのが睡眠です。

なぜか午後11時ころになると眠くなり、朝7時頃になると自然に目が覚める。

各人、時間はまちまちだと思いますがあたかも体の中に時計があり、アラームをならしているかのように目が覚めます。

海外旅行の時の時差ボケなどで「体内時計が狂う」という経験などもあるかもしれません。

時計遺伝子は存在し、その時計が体の複雑な仕組みの中で重要な役割を果たしていることもわかってきました。

身近な病気とも関係していることがわかってきました。

ガンやアレルギー、高血圧、睡眠障害などの病気とこの時計遺伝子の県警がわかってくれば、医療分野への貢献も大きいでしょう。

また、体内時計は地球の自転と同じく24時間のリズムを刻んでいます。

そして、睡眠と覚醒ばかりでなく、体温や、体の働きを調節するホルモンなどのさまざまな物質の分泌など、体のさまざまな部分をコントロールしています。



関連参照:
遺伝子検査とその活用
つまらんことでしょうか 


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