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2015年5月2日土曜日

めまいが増えた!

突然、自分や周囲が回転するようなめまいに襲われる代表的な疾患といえば、内耳機能に障害をもたらすメニエール病でしょう。

あるいは自律神経障害も考えられますが、回転性でない場合、数の上で一番多いのは起立性低血圧症でしょう。
 
昔、学校の朝礼でふらついて倒れる(多くは女性の)生徒をたまに見かけたでことがあるでしょう。

あの時期特有の思春期性起立性低血圧症は、急速なホルモン変動も一因だとされていますが、成人の場合は姿勢を変化させたときなどに生じがちです。


横になっていた人が急に立ち上がれば、重力に引かれた血液はどうしても下肢の方向へ偏り気味となります。

このときに、加齢に伴い血管内で血圧を感知する受容体の感度が低下し、姿勢の変化に対する血圧の調整がうまくいかなくなると、めまいを感じやすくなります。
 
食後や排便後に体内の環境が変わったのに、自律神経がうまく対応できなくても、一過性の低血圧になることはあります。
 
加齢に伴い、体内を循環する血液量は減少していきますから、血圧を保ちにくくなる人も現れます。高齢者に広く見られる無自覚な脱水症も、血液の絶対量を減らし、低血圧の一因になります。

こうした場合は水をしっかり飲んでもらって、循環血液のボリュームをしっかり確保することでも改善につながります。
 
気をつけたいのは、めまいの背後に、糖尿病、アルコール依存症、高齢者では動脈硬化などの疾患が隠れていることです。

高血圧で治療中の方は、降圧剤の影響も考えられます。
 
また、平衡感覚に影響する中枢神経である小脳に梗塞があっても、めまいや立ちくらみを生じるときがあります。

症状がつらければ、耳鼻咽喉科や脳ドックを受診しましょう。

単なる起立性低血圧で生活に支障がなければ、特に心配はないはずです。


関連参照:
「加齢」との付き合い方

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2014年9月18日木曜日

めまい・耳鳴りがする

めまいには、ぐるぐるまわっているように感じる回転性とふわふわ浮いているように感じる浮動性があります。

 原因のほとんどは平衡感覚をつかさどる耳と脳の問題で、内耳に問題があると、耳鳴りを伴うことがあります。


 中年期の男性では、発作性高血圧症
 女性では貧血更年期障害でもめまいが生じます。


 緊急度の高いのは、手足のしびれや燕下困難(つばなどが飲み込めない)などを伴う場合で、脳梗塞や脳腫瘍などが考えられ危険です。

ぐるぐるまわるめまいで耳鳴りを伴う場合は、メニエール病です。


 内耳の三半規管のリンパ液がストレスや疲労によって増え、20分から半日めまいが続きます。

 耳鳴りを伴わず、頭を動かしたときにめまいが起こるのは良性発作性頭位めまい症です。

 加齢や女性ホルモンの影響で平衡感覚をつかさどる内耳の耳石が剥がれ落ちるためだといわれています。

これは中年期の女性に多く、2分程度のめまいを繰り返します。

ですが、だいたい3ヶ月から数ヶ月で自然に治りますが、
 心配であれば、内科や耳鼻咽喉科を受診したほうがいいでしょう。


また、前庭神経炎というのがあります。

 風邪をひいた後などに激しい回転性のめまいが起こります。

 三半規管と脳をつなぐ前庭神経に炎症が起こるために発症し、耳鳴りはありません。


 逆に耳鳴りや難聴だけが起こるのは突発性難聴です。

 聞こえをつかさどる蝸牛神経に及ぶとめまいを伴います。

ほかに、自律神経失調症、低血圧が引き起こす起立性低血圧症、心因性のめまい、小脳梗塞など、さまざまな病気・症状があります。

めまいのきっかけ、頻度、強さなどを把握して、めまいが残っているうちに耳鼻咽喉科などを受診するのが良いでしょう。


関連参照:
中高年からの筋肉作り   
「加齢」との付き合い方
つまらんことでしょうか




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