油のとりすぎは体に悪い、と警戒心をもつ人は多いようです。
しかし、魚類に多く含まれるEPAやDHAをとることで
心筋梗塞のリスクが減ることがわかってから、油、とくにn-3系(オメガ3系)脂肪酸の有効性が日本でも広く知られるようになりました。
もちろん油ですからカロリーは高めです。
肥満や動脈硬化、脂質異常症などを招くため、とりすぎはいけません。
ですが、それぞれの油の性質を知って、うまくとり入れれば毎日の健康維持に大変役立つのです。
昔は青魚からEPAやD口EAなどのオメガ3系脂肪酸をとっていた日本人。
しかし、食の欧米化が進み、現在ではオメガ3系脂肪酸が極端に少ないバランスの悪い食事になってきています。
オメガ3系脂肪酸は、血管を詰まらせて脳卒中や心筋高速、動脈硬硬化などの原因となる
血中の中性脂肪を減らし、血栓ができるのを防ぐ働きがあることがわかっています。
また、人間の脳を構成している要素の60%は脂質で、このうちもっとも多いのが才メガ3系脂肪酸。つまり、脳の働きにも影響すると考えていいでしょう。
そんなオメガ3系がダントツに多く含まれているのが「アマニ油」です。
厚生労働省の定める「日本人の食事摂取基準」でオメガ3系脂肪摂取量が1日に2g程度であることを考えると、少なくとも1日に4~5gの「アマニ油」をとれば目標値をクリアできることになります。
他の油とのバランスもありますが、1日大さじ1杯を目安にとれば、不足した分も補って
くれるはずです。
みそ汁やサラダなど毎日の食事にさっとかけて手軽に効率よくオメガ3系脂肪酸を摂りましょう。
2017年5月30日火曜日
2017年5月20日土曜日
むくみの状態を知るには
むくみの状態は自分でたしかめることが出来ます。
まず、ふくらはぎを軽くもんでみてください。
どんな感触でしょうか?
本来、健康でむくみのない状態のふくらはぎは、ふんわりと柔らかく弾力があります.
ひんやりと冷たかったり、長距離を歩いたわけでもないのに硬く張っていたり、内側にコリコリとしたものが感じられたり、もむと痛みを感じたりする場合、それはむくみの一部を触っているのです。
次は足首を見てみてください。
アキレス腱やくるぶしははっきり見えますか?
足首が太いのは、遺伝や肥満のせいだと思っている人が多いようですが、それだけではありません。
リンパの流れが悪い状態が続くことで老廃物や毒素が溜まり、むくんでいるケースがほとんどなのです。
また、むくみがあると関節の動きも悪くなります。
「足元ぐるぐる体操」で足首を回す際に、カクカクとした動きになってしまう人は、
最初はゆっくりとしたスピードでいいので、しなやかな動きになるように意識しながら回すといいでしょう。
続けることで、むくみが解消されるとともに足が軽くなるのを実感できます。
人間の体内には、血管以外に全身に張り巡らされている「リンパ管」という経路があり、この管の中を流れる体液を「リンパ液」といいます。
また、リンパ管の所々には、約800個もの「リンパ節」があり、ウイルスや細菌の感染を防ぐ免疫機能と老廃物の濾過機能を担っています。
風邪をひいたときに耳の下が熱をもってふくらんでいるのを感じたことはありませんか。
病院で、リンパ節が腫れていると言われた方もいるでしょう。
これはまさに、リンパ節の中で「リンパ球」という免疫機能を待った白血球が、ウイルスと闘っている状態なのです。
これによって、体内に入ってきたウイルスが全身に回ることを阻止しているのです。
体内をめぐるリンパ液には、タンパク質や脂肪などの栄養素のほか、乳酸、アンモニア、尿酸などの老廃物も含まれています。
リンパ節は、フィルターのようにこれらの老廃物を取り除き、リンパ液をきれいにして心臓へ戻していくのです。
体内における下水道のような役割を果たしているといってもいいでしょう。
関連参照:
「むくみ」を知る
まず、ふくらはぎを軽くもんでみてください。
どんな感触でしょうか?
本来、健康でむくみのない状態のふくらはぎは、ふんわりと柔らかく弾力があります.
ひんやりと冷たかったり、長距離を歩いたわけでもないのに硬く張っていたり、内側にコリコリとしたものが感じられたり、もむと痛みを感じたりする場合、それはむくみの一部を触っているのです。
次は足首を見てみてください。
アキレス腱やくるぶしははっきり見えますか?
足首が太いのは、遺伝や肥満のせいだと思っている人が多いようですが、それだけではありません。
リンパの流れが悪い状態が続くことで老廃物や毒素が溜まり、むくんでいるケースがほとんどなのです。
また、むくみがあると関節の動きも悪くなります。
「足元ぐるぐる体操」で足首を回す際に、カクカクとした動きになってしまう人は、
最初はゆっくりとしたスピードでいいので、しなやかな動きになるように意識しながら回すといいでしょう。
続けることで、むくみが解消されるとともに足が軽くなるのを実感できます。
人間の体内には、血管以外に全身に張り巡らされている「リンパ管」という経路があり、この管の中を流れる体液を「リンパ液」といいます。
また、リンパ管の所々には、約800個もの「リンパ節」があり、ウイルスや細菌の感染を防ぐ免疫機能と老廃物の濾過機能を担っています。
風邪をひいたときに耳の下が熱をもってふくらんでいるのを感じたことはありませんか。
病院で、リンパ節が腫れていると言われた方もいるでしょう。
これはまさに、リンパ節の中で「リンパ球」という免疫機能を待った白血球が、ウイルスと闘っている状態なのです。
これによって、体内に入ってきたウイルスが全身に回ることを阻止しているのです。
体内をめぐるリンパ液には、タンパク質や脂肪などの栄養素のほか、乳酸、アンモニア、尿酸などの老廃物も含まれています。
リンパ節は、フィルターのようにこれらの老廃物を取り除き、リンパ液をきれいにして心臓へ戻していくのです。
体内における下水道のような役割を果たしているといってもいいでしょう。
関連参照:
「むくみ」を知る
2017年5月10日水曜日
生活習慣病と食生活
日本では中高年中心に通称「メタボ」、つまり生活習慣病に対する心配が蔓延しています。
例えば、糖尿病患者数は1960年にはわずか20万人ほどだったのですが、2010年には1080万人と非常に増加しています。
糖尿病予備軍まで含めると、その数は2倍以上になります。
高齢者が増えてきたこともあって高血圧など循環器疾病の心配も増しています。
「メタボ」に対する心配は、食への関心となって表れています。
健康を謳う食品や調味料のコマーシャルはテレビに氾濫しています。
一方、海外の日本食に対する評判は少し違って、「日本食は健康的である」というのが通り相場です。
アメリカ人の栄養・生理学者は、日本食について、
「このような、低カロリーで満足感の高い食は稀有である」
と絶賛しています。
この感想は重要だと思います。
日本の食は海外では健康食、でも日本人の間ではメタボの心配が増加している。
このギャップの原因はどこにあるのでしょうか。
現代の日本人は日本食を食べていないのでしょうか。
関連参照:
和食の基本知識
中高年からの筋肉作り
つまらんことでしょうか
例えば、糖尿病患者数は1960年にはわずか20万人ほどだったのですが、2010年には1080万人と非常に増加しています。
糖尿病予備軍まで含めると、その数は2倍以上になります。
高齢者が増えてきたこともあって高血圧など循環器疾病の心配も増しています。
「メタボ」に対する心配は、食への関心となって表れています。
健康を謳う食品や調味料のコマーシャルはテレビに氾濫しています。
一方、海外の日本食に対する評判は少し違って、「日本食は健康的である」というのが通り相場です。
アメリカ人の栄養・生理学者は、日本食について、
「このような、低カロリーで満足感の高い食は稀有である」
と絶賛しています。
この感想は重要だと思います。
日本の食は海外では健康食、でも日本人の間ではメタボの心配が増加している。
このギャップの原因はどこにあるのでしょうか。
現代の日本人は日本食を食べていないのでしょうか。
関連参照:
和食の基本知識
中高年からの筋肉作り
つまらんことでしょうか
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