2015年10月17日土曜日

酵素を生かす食べ方のポイント

まず、ひとつ目は生の野菜と果物中心の食事に切り替えることです。

それらはたくさんの酵素、良質のビタミンやミネラル、ファイトケミカル、食物繊維、水分などを含んでいます。
 
ただ、野菜の中には、加熱調理することで栄養価が下がったり、消化しやすくなるものもあります。


たとえばにんじん。生で食べるより加熱し、さらに油と一緒に食べることで栄養は吸収されやすくなります。


また、野菜は煮ると、噛んで食べただけでは壊れない細胞膜が破壊され、栄養成分の吸収がよくなるという側面もあります。

量もしっかりとれ、食物繊維もその分、たっぷり摂収できます。

そこでオススメなのは、生野菜と加熱野菜のいいとこ取りです。

1日の野菜摂取量は400~500g以上を目標に、生野菜を半分以上、残りを加熱した野菜で、と意識してみてください。


 
そしてもう1つ。
いくら体にいいとはいえ、毎日、生野菜や果物だけでは、限界があるでしょう。
そこで少量なら動物性たんぱく質もOKと考え、

・肉を食べる日は魚を食べず、魚を食べる日は肉を食べない
・1週間で食べる目安は、肉は100~200g、魚は200~300g、卵は3~4個
 
ということを心がけましょう。

なお、牛の肉や魚には生きた酵素が存在します。

良質の生肉や刺身は加熱したものより、ずっと消化しやすいのです。
 
とはいえ、食べないですむなら、それに越したことはありません。

食べすぎては、元の木阿弥なのです。体内の消化酵素の使いすぎになるので、注意しましょう。
 

関連参照
酵素丸わかり
素晴らしき発酵食

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