2015年10月22日木曜日

消化・吸収の通路を増やすために

サプリメントに比べ、食べ物のほうが複雑な構造をしています。

複雑に組み立てられているので、バラバラにするときもたくさんの工程を経なければなりません。
 
栄養素がバラバラになっていく過程で、この栄養素はこっち、あの栄養素はあっちというように正しい通り道がわかっていれば、それぞれの栄養素が行くべき場所にたどり着き、その役割を果たすことができます。
 
しかし、通り道がわかっていないと、行き先にたどり善くことができず、役目も果たせないまま、排出されてしまいます。


つまり、好き嫌いなくいろいろな食べ物をとるということは、複雑なブロックをバラバラにする過程をたくさん身につけ、栄養素が通る道を開拓し、整備しているようなものということが出来ます


小学校では、さまざまな科目を勉強します。

どうしてあれほどたくさんの科目をやるのかというと、脳幹に渡す橋を増やすためということです。
 
たとえば、2×2が4であることに思い至るには、脳幹の橋をひとつ渡らなければなりません。

私たちは、さまざまなことを考えるとき、脳幹に渡してある橋をいくつも通ることによって、正しい答えを導き出しているというわけです。

また、脳幹に架かっている橋の本数が多く、通っている回数が多いと、答えを出すスピードが速くなるのです。
 
いろいろなものを食べるというのは、脳幹の橋を造るのと同じことだと思います。

いろいろなものを食べていくことで、どうやって使い、どう機能するのかということを覚えていくのだと思います。
 
決して、豪華絢爛な食事をしろという意味ではありません。

お芋の煮っころがしや小松菜のお浸しなど、普通のものでいいのです。

特定の食材に偏ることなく、バラエティ豊かにいろいろ食べていくことで、栄養素が吸収される通り道ができていくのです。
 
サプリメントほとりたい栄養素がピンポイントでとれる便利なものですが、サプリメントを効率よくとるためにも、バランスのとれた食事をすることが大切なのです。
 


関連参照
酵素丸わかり
素晴らしき発酵食

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