2015年11月17日火曜日

「マヨケソ」が日本人の味覚をダメにした

マヨネーズ、ケチャップ、ソース。

日本人には、おなじみのこの調味料、まとめて「マヨケソ」と呼んでみます。

このマヨケソは、味のインパクトが大きいため、小さい子供の頃から食べてしまうとやっかいです。

なぜなら、「この味しかおいしいと感じなくなってしまう」からです。

最近は、なんにでもマヨネーズをかけて食べる人をマヨラーなどと言っています。
 
このマヨラー、サラダだけでなく、ごはんにも、カツ丼にも、焼き魚にまで、マヨネーズをかけて食べるそうですね。

いつも、かばんの中に自分専用のマイマヨネーズを持っていて、学校でも会社でも、外で買い食いをするときでも、マヨネーズをかけて食べる人もいると聞きます。
 
マヨネーズのチューブをそのまま吸って食べるなんていう人もいるそうですが、
ここまでくると「味覚障害」、もう一種の病気です。
 
マヨネーズの味さえついていればいいわけですから、旬の野菜がおいしいとか、新鮮な魚がおいしい、といった素材の味の違いはわからなくなります。
 
食事のバランスなんて、どうでもよいということになってしまうのです。

マヨネーズの味で、お腹が満たされればそれで満足。体にいいかどうかは関係ない。

そんな食生活が体にいいわけがありません。

こうした食の欧米化、いや、ファストフード化が、現代の日本人の体を、実年齢以上に老けさせているのです。

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