徐々に、奥さんとの距離を縮めていくようにするので、これも一種の脱感作療法と言えます。
たとえば、ひとりでないと射精できない場合。
- 最初は隣の部屋に奥さんがいる状態でマスターベーションをして、
- 次は奥さんが横で寝ている状況でマスターベーションをするようにします。
そして、
- 今度は奥さんの手でマスターベーションをして、
- 最終的には奥さんとセックスによって射精を目指すというものです。
徐々に距離を縮めて慣らしていくのですが、このときのポイントは、「必ずしも頭の中では奥さんのことを考えなくてもいい」というところです。
奥さんにしてみれば、なんて失礼な話、と思うかもしれませんね。
ただ、奥さんへの気遣いや遠慮、プレッシャーなどが原因になっているケースも多いので、頭の中の空想だけは自由に解放してあげることが大切なのです。
心因性の射精障害の場合は、奥さんの理解と協力が非常に重要でもあります。
といっても、その距離感は実に難しく、甲斐甲斐しく一生懸命協力をしようとすると、男性は余計にプレッシャーを感じて、治療がうまくいかないこともあるので非常に厄介です。
やはり第三者である医師やカウンセラーの介入が必要であり、自己判断をせずに相談することが
大切なのかもしれません。
関連参照:
男性不妊の問題
テンガ フリップライト/Tenga
0 件のコメント:
コメントを投稿