運動選手の野菜は、選び方と調理法の両面からマスターできるといいと思います。
まず、野菜の選び方は、一食の中に、根の野菜、葉の野菜、実の野菜の3種類すべてを揃えることが理想です。
色で選ぶという方法もありますが、たとえば、最近出回っている赤いパプリカ、黄色いパプリカ、禄のピーマンや、トマトでも緑や黄色のトマトが出回っています。
それらを3色揃えても不十分だと想像できると思います。
旬や色は大切なポイントですが、「3つの部分」も意識してほしいのです。
根は、土の中に入っていて、太陽が当たらない部分です。
しかし、これから伸びていく茎や葉を支える役目をしています。
葉は、芽吹いたばかりです。生まれたばかりの場所で、しかも理科の授業で習った通り、光合成をしてエネルギーを作り出している部分です。
そして、実は、種を守るためにある部分で、最後の最後にでき上がるところです。
強い射しや気温、乾燥などから種を守っているのです。
このように、野菜と一目にいっても、それぞれの部分で働きが違います。
働きの違いは、栄養素の面でもそれぞれ違った特徴が出るということですから、それぞれのよいところをまんべんなく取り入れるために、根と葉と実を組み合わせて食べるといいでしょう。
たとえば、「今日はキャベツの千切りをトンカツと一緒に300g食べた」といっても、それでOKというわけにはいきません。
たとえ量は多くても、葉もの野菜のキャベツだけでは、実と根を取り入れていないため、残念ながら合格にはなりません。
根と葉と実3つの部分を組み合わせる基本の食べ方を実践することが大事なのです。
関連参照:
スポーツと栄養と
老化。焦げ・枯れ・錆びと
シニアからの栄養学
中高年からの筋肉作り
サルコペニア予防
つまらんことでしょうか
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