2015年1月29日木曜日

健康長寿の第一歩は階段の上り下り

ちょっと太っている人は、そのぶくぶくとした状態を解消し、スマートにならなければいけないのですが、それもあまりむずかしく考えないでください。

まず、いまの体重の5%減を目指します。


60㎏なら3㎏、70㎏に昭でも3.5㎏の減少です。それも時間をかけて結構です。

3ヵ月ぐらいかけてゆっくり取り組みましょう。やせている人は、ぜひいまの状態を維持してください。


太っている人の場合ですが、食べている量をI割減らすことからはじめ、体を積極的に動かすことをこころがけるだけで十分です。

体を動かすといっても、スポーツジムにわざわざ通わなくても結構です。

毎日の生活の中で、エスカレーターやエレベーターを使わない、階段を上り下りする、できるだけ公共の電車やバスを利用する(自家用車やタクシーを使わない)、少しの距離なら歩いて行く、こうした生活に少し改善することで達成できます。やせている人でも同じです。

便利さにかまけて、何もしないと、肥満は必ずあなたの足元に忍び寄ってきます。 
というのも、現代生活は便利になると同時に、体を動かさなくてもすむようになってきているからです。

都会なら交通機関は縦横に発達していますし、駅にはエスカレーターやエレベーターが完備しています。

動く歩道まであるくらいです。通信手段も大変進歩して、携帯電話は国民ひとりに1台になろうとしています。

いつでもどこでも電話がかけられるようになりました。それだけ人に会うために出掛ける必要がなくなりました。

部屋の中を掃除してくれるロボット掃除機さえあります。
さらに、テレビをはじめ、エアコンなど家の中の電器製品のほとんどはリモコンで作動できるようになりました。
 
歩かなくてもいい、動かなくてもいいという環境にずいぷんとなってきています。
そんな中で、意識して体を動かそうと思わない限り、あなたは肥満に絶対に襲われます。

くれぐれも体を動かしましょう。

関連参照:
「加齢」との付き合い方
シニアからの栄養学
中高年からの筋肉作り  
サルコペニア予防  

------------------



↓クリックをお願いします。


0 件のコメント:

コメントを投稿