2015年4月15日水曜日

日本人の食事摂取基準

日本人の食事摂取基準が見直され、この4月からスタートしました

「日本人の食事摂取基準」とは国民の健康維持・増進のために1日当たりのエネルギーと33の栄養素についてその摂取量の目安を定めたガイドラインです。

一応5年ごとに見直されることになっています。


その改訂版が発表されました。


  • それによりますと、日本人の摂りすぎが問題となっているのが食塩です。
  • 不足として問題になっているのが食物繊維とカリウムです。


食物繊維とカリウムは、不足すると高血圧、肥満症、糖尿病、心筋梗塞などの病気を招く原因になると言われています。

これらの病気は日本人に多く発症している上、悪化すると命に関わります。

この中で、あまりなじみがないのが、カリウムなのではないでしょうか。カリウムを多く含む食品は、野菜、果物、穀物全般です。

また、カリウムの調理法にも問題点は指摘されています。日本では昔から野菜を漬け物にしてお浸しにして食べるのが多いのですが、これだとカリウムの多くを失ってしまうようです。

カリウムを無駄なく摂るには、野菜なら生で、スープにしたら流出した栄養素も飲むように。

穀物なら胚芽に多く含まれているので玄米などで摂りたいところです。

また、生でたべることの多いくだものなら一番、カリウムの摂取にオススメです。



関連参照:
ビタミン・ミネラル活用事典
老化。焦げ・枯れ・錆びと
シニアからの栄養学
サルコペニア予防  

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