脳にも体にもいい料理法があります。
まず、食べものは頭から尻尾まで食べることです。
牛や豚、鶏などは少々むずかしいかもしれません。
鶏肉の場合、頭は別にして、内臓をとった全体(お肉屋さんで売っている。「丸」といいます)を圧力鍋で調理していたのがスキーヤーの三浦敬三さんです。
圧力鍋を使って調理すると、皮や身はもちろん、骨までやわらかくなり、それこそまるごと食べることができます。
三浦さんは、こうしてつくった鶏の丸煮を切り分けて冷蔵庫に保存して食べていました。
鶏だけでなく、大好きだった背の青い魚、サンマなども頭と内臓を取って、骨ごと圧力鍋で煮ていました。
こうすると、骨まで食べることかできるのです。
まるごと食べると、その食べものが持っている栄養のすべてをとることができるのです。
こういうまるごと食べることを「一物全体食」といいます。
穀類でいえば精白しないで、お米なら玄米の状態、パンや小麦粉なら全粒粉のもの、野菜も皮をむかずにそのまま、根菜類も葉まで、小魚なら頭ごと食べることです。
本に紹介されていた三浦敬三さんが作っていた鶏の丸煮の作り方は以下の通りです。
【材料】
鶏1羽(内臓を抜いたもの、「丸」として売られています)
ショウガ2かけ分(薄切りにします)
醤油大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
酒 大さじ2
【作り方】
1.鶏を中も外も水洗いして水気を切っておきます。
2.圧力鍋に鶏と調味料をすべて入れ、鶏が少し浸るぐらい水を加え、ふたをして90分煮る。
3.あとは切り分けて、食べる分だけ取りだして残りは冷蔵庫に。
ちなみに、三浦敬三さんは、これを4~5日で食べきってしまったそうです。
関連参照:
中高年からの筋肉作り
転ばぬように、歩き続ける方法
↓クリックをお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿