2014年10月18日土曜日

肥満の原因ー4,5

肥満しやすい体質遺伝はある

鼻が長い象の子供はみな鼻が長い。

地球上には、体脂肪をたくさん蓄えることのできる民族とできない民族がいます。


これは「体質」の遺伝です。


大人になると、多くの人が肥満体になっている南方系の民族などがいます。

このように、脂肪を蓄える体質は遺伝するのですが、
体脂肪を蓄えないような生活をすれば、一生肥満になることはありません。

生活習慣によって予防することができます。



肥満の原因ー5。熱産生障害

エネルギー消費がうまい人、低調な人

脂肪体質には、2種類あります。

白色脂肪体質と褐色脂肪体質です。

人の体はほとんどが白色脂肪組織でできています。

内臓脂肪も皮下脂肪も白色脂肪組織です。

褐色脂肪組織というのはごくわずかしかありません。

白色脂肪組織は、大きく分けてふたつの働きがあります。

・ひとつは過剰になった食べ物のエネルギーを中性脂肪に変えて貯蔵すること
・ひたつ目は体のいろいろな機能を調節する生理活性物質(アディポサイトカイン)を生産すること

ここでつくられる物質によって、2型糖尿病になりやすくなったり、動脈硬化を起こしやすくなったりします。

 食欲を調節するレプチン(食欲の抑制因子)などもここで作られます。


 一方、褐色脂肪組織は、たとえば、25℃の部屋から、マイナス20℃の冷凍庫の中に入った時、
 人の体は急いで体温を上げて。36℃前後の体温を保つようにします。

この時のような急激な体温の変化に対応するのが褐色脂肪細胞(組織)です。

あまり詳しくはまだわかっていないようですが、
冬眠をする熊などでは、この褐色脂肪組織が人より発達しています。

褐色脂肪細胞にはミトコンドリアのエネルギー産生にかかわるものがたくさんあって、
ここでの熱産生うまくいく人と、効率の良くない人がいて、エネルギー消費の善し悪しに関係するようです。

また、食事をした後は体温が上がります。これは食事誘導性熱産生と言います。

この食事誘導性熱産生に関わる消費エネルギーは大きく、1日に消費するエネルギーの10%程度がここで使われます。

 褐色脂肪細胞での熱産生や、食事誘導性熱産生に伴うエネルギー消費の効率が人によって違うため、これが肥満ややせの原因になっていると考えられています。



関連参照:
アディポネクチンの増やし方
サプリメントとの付き合い方









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