2014年10月20日月曜日

肥満のカギを握るホルモン「アディポネクチン」


脂肪細胞は、単なる脂肪貯蔵庫ではなく、PAI-I、TNF‐α、遊離脂肪酸(FFA)などを分泌しています。


FFA以外はたんぱく質なので、「アディポカイン」あるいは「アディポサイトカイン(脂肪の生理活性物質)」と呼ばれています。

 
これらの物質は、人間の進化の過程で脂肪細胞自身が、生理機能に適した脂肪量を蓄積するために獲得したものですが、飽食の現代では、血栓症や糖尿病を引き起こす「悪玉サイトカイン」と、とらえられるようになりました。

 
さらに、脂肪細胞は、自らの増殖を抑える(肥満にブレーキをかける)「レプチン」や「アディポネクチン」というホルモンも分泌しています。

特に、脂肪細胞からもっとも多く放出され、肥満やメタボりックシンドロームの抑制に大きくきくかかわるアデイボネクチンは、「超善玉ホルモン」といわれています。

なお、アディポネクチンのAdipoは「脂肪」Nectinは「くっつく」という意味で、1995年から1996年にかけて、マサチューセッツ工科科大学のグループ、ハーバード大学のブルース・スピーゲルマン博士のグループ、大阪大学の松滓佑次教授、昭和大学の富田基郎教授らの4つのグループが、それぞれ独自に発見したものです。


アディポネクチンは、人間の生理、病理などに深くかかわるホルモンです。

このホルモンの発見は、世界中の糖尿病や肥満症を研究する学者の注目を集めました。

現在までに、アディポネクチンに関する論文は4000本以上発表されており、糖尿病予防・治療、抗炎症作用など多くの機能が徐々に解明されはじめています。

今後は、糖尿病をはじめとして、アディポネクチン受容体を標的とした創薬が期待されています。



関連参照:
サプリメントとの付き合い方 
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方 

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