2014年12月24日水曜日

肉を食べるときは「3倍量以上の」野菜を食べよう

 動物性たんぱく質をとるには魚のほうが体によいのですが、土地柄によっては魚が手に入りにくいところもあります。

そうしたところでは肉を多く食べることになりますが、肉食のマイナスを補う食事スタイルをちゃんとつくりあげているのです。
 
それは野菜を多く食べることです。

韓国で焼き肉店に入ると、注文もしないのに大量の野菜が出てきて驚いた人も少なくないでしょう。

欧米でも、巨大なサラダボールいっぱいの生野菜をよく食べています。
 
野菜はビタミンやミネラルを豊かに含んでいるうえに抗酸化物も多く、食物繊維も豊富で、肉食では不足がちな栄養素を補うことができるのです。
 
よく、肉を食べるときには、肉の倍量の野菜を食べなければいけないといわれていますが、ハウス栽培が増えた最近の野菜はビタミンやミネラルの量が激減しています。

近ごろのほうれん草に含まれるビタミンC量は1950年代の10%程度しかないというデータもあるくらいです。
 
露地栽培かハウス栽培かでもビタミンやミネラルの量は大きく違います。

露地栽培のキュウリは、ハウス栽培の2倍以上のビタミンC量を含んでいるのです。

露地ものが出回るのは旬の時季だけです。

こうしたことから、いまは、肉を食べるときには3倍量以上はとりたいところです。

また、同じ野菜でも旬のもの、できるだけ露地ものを選ぶようにしましょう。

関連参照:
ビタミン・ミネラル・便利事典
サプリメントとの付き合い方 
「加齢」との付き合い方
アディポネクチンの増やし方 

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