いうまでもなく、食は命の基本です。
「医食同源」という言葉もあるように、きちんとした食生活を送っていれば体内の活動が円滑に行なわれて病気になりにくくなります。
仮に、病気になってしまっても、精のつく食べ物や毒を出す食べ物、薬効のある食べ物などで自然治癒力が働いて快方に向かいます。
ところが、現代の社会では、体によいからといって魚を食べようとすれば食物連鎖の上にいる大型魚には有害金属が蓄積されている可能性があり、それを食べた人の体内にも有害金属がたまってしまうリスクもあります。
野菜のなかには、農薬や合成肥料を使って育てられているものもあり、食肉も病気を防ぐための抗菌剤や成長を速めるためのホルモン剤が使われている可能性があります。
栽培方法や保管方法が進歩したこと、あるいは世界各地から輸入されることなどから、
最近はどの食品の旬がいつなのか、見当がつきにくくなってしまいました。
また、ビニールハウス育ちの野菜に含まれる栄養素は露地で太陽をいっぱいに浴びて育った旬の野菜の栄養素の数分の1、なかには10分の1程度しか含まれていないことも多いのです。
体内で必要量のビタミンDをつくりだそうとすれば、紫外線を浴びなければなりません。
でも、紫外線は体内で活性酸素が増産され、さまざまなマイナス症状を引き起こしてしまいます。
いまや健全な「食」を確保することはかなりむずかしくなってしまっています。
こうした現状を考えると、日ごろの食生活では必要量を満たすのがむずかしい栄養素をサプリメントで補うことは、新たな健康づくりの知恵だということができるでしょう。
サプリメントを使えば、ピンポイントで不足している栄養素を、適正量で補うことができる。これは大きなメリットなのです。
関連参照:
サプリメントとの付き合い方
ビタミン・ミネラル便利事典
アディポネクチンの増やし方
●記憶術
川村明宏のジニアス記憶術
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