子供のよりよい成長をはかるにはー２ ・カルシウム、マグネシウム、ビタミンＤ：カルシウム代謝をすすめるビタミンＤは、その大半はスクアレンが材料になっており、日光によってつくられています。Ｄがないとカルシウムは利用されず骨にもなれません。
このときミネラルのマグネシウムも必要です。カルシウムとマグネシウムのとりかたの比は、２対
１が好ましい。カルシウムは一日に0.6～１グラムは欲しいところです。
・ビタミンＣ：ビタミンＣによってコラーゲンがつくられ、その上に骨組織ができます。このコラーゲンは体タンパクの３分の１もあって、からだの組織を支え、丈夫にしているものです。ビタミンＣが十分にあれば、からだの骨や皮膚、粘膜が丈夫になってきます。
・ヨウ素：不足すると成長ホルモンの分泌が悪くなります。ヨウ素は海藻類に多く含まれています。
・ビタミンＢ：ビタミンＢ群は細胞分裂を活発にするなど、さまざまな形で成長に関連しています。
たとえば、Ｂ12を豊富にとると小児の成長が促進されます。
ビタミンＢ6はタンパク合成の中心で働いています。葉酸、血は細胞の分裂と新生に欠かせないものです。皮膚や胃腸が弱い子供はＢ群不足の可能性が大きいのです。
・亜鉛、マンガン、マグネシウム：これらのミネラルが細胞の分裂成長には必要である。
とくに、亜鉛欠乏による成長不良の子供が多いといわれています。
・ビタミンＡ：成長期には、とくにビタミンＡを不足させないようにする。ビタミンＡは、正常に細胞をつくって、正常に成長させるのに欠かせないからです。
関連参照：
ビタミン・ミネラル・便利事典
アディポネクチンの増やし方
サプリメントとの付き合い方
中高年からの筋肉作り
「加齢」との付き合い方
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