まずは、このメカニズムを知ることから。
ひとつには、人類の食の歴史。
糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素の中で、糖質(穀物)を主食とするようになったのは、せいぜいここ1万年ほどに過ぎないということがあります。
約400万年といわれる人類の歴史からすれば、
ごく最近の食生活の変化であるに過ぎないということが出来るのです。
つまり、糖質を摂取することに対して、人類は生理的にも備えがないのではないか。
次に、人がエネルギーを消費するメカニズムを知ることです。
エネルギーの源は、糖質、脂質、タンパク質ですが、タンパク質は体をつくるための素材となるので、主として糖質、脂質がその役目をになっています。
肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンは、必要に応じてブドウ糖に分解され、エネルギーとして取り出されます。
糖質が日常的に潤沢にあると、体はまず、
糖質から使おうとするようになって、脂質を使う回路が働きにくくなってくるのです。
それが、肥満の蓄積、肥満へとつながる構図なのです。つまり、太るのです。
逆に、糖質を減らした食生活を実行すると、
体は今度は脂質を使うように回路を組み替えてくるのです。
脂肪が消費されやすい体になるということです。
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