食養という言葉は、あまり聞き慣れないかもしれません。
「食養」とは、日本の伝統料理を漢方的にアレンジした体によい食事とその食べ方のことで、漢方医学には重要な治療のひとつとされています。
病気は、日頃の生活習慣や食習慣によって引き起こされるものが多く、病状が改善されても、もとの不摂生な生活に戻れば、必ず再発してしまいます。
また、漢方医学では体質を改善すること目標としているため、
中庸の体質に近づくためには、日頃の養生が大切になってきます。
漢方医学の食養と西洋医学的な栄養学ではどこが異なるのでしょうか?
西洋医学的な栄養学では、食べたものはすべて体内で吸収され、栄養になると考えます。
それに対して漢方医学では、個人差を大切にし、個人によってそれぞれ栄養の消化吸収率は異なると考えます。
消化できなかったものは体に蓄積して負担になり、未病の原因になるとし、個々の体質に合った食養を組み立てることを重要視しています。
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