肺胞の壁が破壊されていく。タバコ
タバコは一本吸うだけで体内のビタミンCが25mgも失われ、その分だけ体が老化していきます。
有名な話があります。
一卵性双生児の女性で、片方が長年タバコを吸い、片方は吸わなかった二人を比較したものです。
それによると、吸っていた女性はそうでない女性に比べシワが多く、髪も薄くなり、歯も黒ずんで明らかに老化が進んでいました。
タバコを吸い続けた人の肺は茶色く汚れ、タールに漬かったような状態になっています。
肺ガンで死亡した人の肺の断面を見ると、肺胞の中にタールが満杯に詰まっていて、息ができない状態になっている場合が珍しくないといいます。
ガンになるかならないかは別としても、タバコを吸っていると100%、肺気腫にかかります。
肺気腫とは血液と空気のガス交換をおこなっている「肺胞」(肺の容積の85%はこれです)の壁が破壊されていく病気です。
肺気腫になると、咳、痰、息切れ、胸の中で息がもれて呼吸がしにくくなるなどの症状が出てきます。病状が進むと酸素ボンベを使わなくてはならなくなります。
CTスキャンなどで肺の写真を撮ると、吸った本数と年数に応じて肺が壊れている様子が
はっきりと写し出されます。
これは逃れることができないもので、撮影すれば100%出てくるそうです。
肺だけでなく、喫煙者の体はさまざまな病気にかかりやすくもなってしまいます。
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