2014年2月2日日曜日

正座の効用。その2

メリット

6>膝の周辺の靭帯や筋肉が強く、かつ柔らかくなる

1日一回、
短時間でも正座をすると体調全体の管理、把握ができます。

膝を180度近く曲げ、
しかも立ち居振る舞いに大腿の筋肉を必要とするため、
膝の周辺の靭帯や筋肉が強く、かつ柔らかくなります。


7>股関節、膝関節、足関節の三つの関節の可動域が広がる

関節の可動域が広がるということはそれだけ下肢全体が柔軟になり、動きがスムーズになるということです。

動作も美しくなり、関節軟骨が丈夫になります。


8>肛門括約筋をはじめ、骨盤と内臓を支える筋肉が鍛えられる

正座をしているとき、足をしびれにくくするために、微妙に重心や体を動かします。

この際、骨盤を支える筋肉と内蔵を支える筋肉が緊張して、知らず知らずのうちに運動になっています。


9>側幅血行が盛んになって、下肢の冷えが少なくなる

高齢の女性で、正座をすると、冷え性が改善するという人が時々います。

長い期間、正座を繰り返していると、
強く圧迫される血管がある一方で、側幅血行が発達して、広がっていくことがあります。

側幅血行とは、太い血管から枝分かれした血管のことです。

正座をすると下肢の深部動脈の血流が一時的に悪くなりますが、その代わり、皮膚の表面近くに側幅血行ができてきます。

そのため下肢が冷えにくくなるのです。


10>姿勢が美しくなり、発声にもよい

正面から見ても、横から見ても、凛々しく端然としている。

基本的には左右対称な点が美しさを生み、
呼吸などによって姿勢が乱れないため、接する者に何かしらの美の感情を生じさせます。



関連参照:
なんとなく調子がよくない 
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方


↓クリックをお願いします。


0 件のコメント:

コメントを投稿