2014年2月12日水曜日

熱中症はなぜ起きるのか

熱中症のメカニズムは、脳梗塞や心筋梗塞とほぼ同じと考えられています。

血液がドロドロになって心臓や肝臓などに障害が起きるのです。

回復が遅れると、死に至る怖い症状なのです。

夏場30度以上を超える日が続き
夜になっても気温が下がらないことがその原因だろうといわれています。。

東京消防庁がまとめた熱中症の症状を見ると、お年寄りが室内で倒れるケースが多い。

発汗などの体温調節機能が衰えているため、暑さに対する感覚も鈍くなっており、
暑い部屋にいるだけで熱中症になってしまうのです。

また、熱中症は治っても、しばらくは風邪などの感染症に対する抵抗力も弱まっている
ことも明らかになっています。

からだの中の水分は、酸素や栄養を体の各組織に運ぶ、老廃物を体外に出す、体の
環境バランスを保つ、など重要な働きをしています。

したがって、体内の水分量が減ると、体にいろいろな影響が出てくるのです。


熱中症になってしまった場合の処置としては、
まず、気分が悪くなったら、涼しい所で体を冷やすこと。

吐き気がしたり、意識障害が出て、水分の補給が出来なくなった場合には、
やはり第一に体を冷却します。

木陰や冷房の効いたところに運び、衣服を脱がせて
霧吹きで体に水を掛け、扇風機があれば送風するなどの処置が必要です。

鼠径部や頸部などを氷で冷やすことも効果的だといわれている。

熱中症は誰にでも起こりうる病気である、という認識が必要です。

運動の休止・休息、水分補給、体の冷却、緊急事態の認識という
応急処置のポイントを覚えておくことが大事であしょう。

関連参照:
なんとなく調子がよくない 
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方



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