冬になると食中毒を引き起こし問題となるノロウイルス。
主な症状は腹痛と下痢、嘔吐です。
そのノロウイルスが血液型を味わけしているらしいという話です。
2003年にアメリカとフランスの合同チームが発見しました。どんな方法だったのか。
まず77人のボランティアを募ってノロウイルスを飲んでもらい、どうなるかを観察しました。
その際、被験者のABO式の血液型には注目しないで分泌型か非分泌型かを対象にしました。
消化管の粘膜細胞などに血液型物質が発現している人を分泌型、そうでない人を非分泌型といいます。
この研究のポイントは、分泌型か非分泌型でノロウイルスの感染の違いがあるかどうかを調べることでした。
ちなみに、分泌型か非分泌型の割合というのはだいたい決まっていて人種や地域によらずほぼ8対2ということになっているようです。
さて、その結果、被験者77人の内訳は分泌型が55人、非分泌型が22人。得られた結果は単純明快でした。
胃腸炎を発症したのは34人でしたが、その全員が分泌型だったのです。
非分泌型は全員無事だったのです。
この実験結果から、ノロウイルスは消化管の粘膜細胞などに血液型物質を,味わけして感染しているということがわかります。
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