2014年5月5日月曜日

ピロリ菌はO型が好き



ノロウイルスを生身のボランティアに飲ませて、分泌型しか感染しないことがわかったのは2003年のことでした。

その1年後にはスエーデンの研究チームがヘリコバスター・ピロリ、すなわちピロリ菌で新しい事実を発見しました。

ピロリ菌はO型が好き」だというのです。

ピロリ菌は人の胃に寄生して、胃炎や胃潰瘍を引き起こします。


そのピロリ菌が、胃粘膜細胞の血液型物質を味分けしているのです。

南米のインディオから採取したピロリ菌がO型に感染しやすくA型には感染しにくいのです。

南米のインディオはO型の割合が高いというよりほとんどがO型です。

だから、彼らに感染するピロリ菌は、O型のスペシャリストとして進化したのかも知れません。

その後に行われた多くの研究からもピロリ菌はO型を好むことが示されています。 


日本人は、世界的にみてもピロリ菌の感染症率が高いといわれています。

とりわけ、50代後半以上の人では、感染率が50%以上といわれています。

日本人の胃炎や消化器潰瘍は、ピロリ菌の影響が疑われています。

とくにO型の人は体質的に消化器潰瘍になりやすいのですから、一度は検査を受け、できたら除菌などもしてもらったほうが安心といえます。

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