必須アミノ酸は全種類(ヒトの場合は9種類)をバランスよく摂取しないと有効利用されない。
これについては「アミノ酸の桶」という例をあげて説明されることが多い。
見たことがあるかも知れないが桶を構成するゆがんだ一枚一枚の一番低いところから水が漏れるあの絵を思いだせばいい。
つまり9種類のうち、一番含有量の少ないアミノ酸を一番背の低い桶板に例えて、いくら満杯にしようとしてもそこから水が流れてしまう=アミノ酸の含有バランスが悪い、という事になる。
また、必須アミノ酸をバランスよく含む食物ほどスコアが高いと表現される。
食品単体ではなく、食事という視点からでは一日のうちの食品中のアミノ酸を合計したものでバランスがとれればよいということらしい。
そのため、単体ではバランスの悪い穀物と豆も、その組み合わせでバランスがよくなる。
なぜなら、穀物はトリプトファン、メチオニンが多く、豆はイソロイシン、リジンが多いため互いに補いあうことができるからである。
参照: サルコペニア予防 など
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