2013年11月5日火曜日

自然に目覚めたら、二度寝はするな

睡眠は、健康を維持するうえでとても重要です。

睡眠に関してはさまざななレポートや治験データがありますが、
どれをとっても健康に寄与する睡眠時間は「最低7時間以上」という結果がでています。

人間の睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に繰り返されます。

このノンレム睡眠からレム睡眠に移り、再びノンレムになるまでの一連のサイクルに要する時間は約90分間。

自然な目覚めは、このサイクルごとに訪れるもので、もっとも理想的なのは、睡眠時間7時間から8時間の間で、目覚まし時計を使わずに、自然に目覚めることといえます。

目覚まし時計をかける必要がある人は、
理想は7時間半ですが、90分のサイクルを考慮して、眠ってから4時間半後、6時間後、7時間半後といった時間に目覚ましが鳴るようにセットすると、比較的スッキリとした目覚めが得られます。

規則正しい生活をすることは自律神経を整えることにつながるので、
理想は毎日7時間~8時間程度の睡眠をとることです。

でもどうしても普段7時間以上の睡眠時間が確保できないという人は、土日など休日に充分な睡眠をとるようにしましょう。この時は目覚ましをセットせず、体が要求するだけ寝ます。

体が欲するなら、9時間でも10時間でも寝て構いません。

ただし、一度自然に目が覚めたのに、
そのままごろごろしているうちにまた眠ってしまう「二度寝」はしないように気をつけてください。

二度寝は体によくありません。

まとまった睡眠が取りにくいという人は、二度寝をするのではなく、
一度きちんと起きてから、午後に昼寝をすることをお勧めします。

スペインやポルトガルには「シエスタ」と呼ばれる昼寝が生活習慣として定着していますが、
昼食後の昼寝は、食事によって優位になった副交感神経を刺激するので、
ハードな日常で交感神経過緊張になっている日本人には、ぴったりの健康法なのです。


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