2013年11月27日水曜日
朝食は食べるな
日本人の食事での噛む回数は昭和初期に比較して
半分くらいになっていると言われる。
これは種々の生活習慣病が増えている一因でもある。
さて、現代文明人はその労働力、運動量に比べて「食べ過ぎ」である、と長寿研究の石原結實先生は指摘する。
日の入りと共に就寝し、日の出とともに起床して「朝メシ前」の一仕事(=肉体労働)をした後に食べる「朝食」には意味があっただろう。
しかし、サラリーマンやOLの人、自営業の人は夜遅くまで仕事をして
それからアルコールを飲み、夕食を食べるという人も少なくない。
また、宴会の帰りに夜食のラーメンという人もいる。
その後、深夜に就寝して、早朝に起き
「3食べないと健康に悪い」「特に朝食は大切だ」など
という一般論に呪縛され、食べたくもない朝食を食べている人が少なくないのだ。
その結果、「高」脂血症、「高」血糖、「高」血圧、「高」体重=肥満という
「高」のつく「食べ過ぎ病」=「メタボリック症候群」が日本に溢れることになる。
体内、血液内の老廃物、有害物を排泄して、血液をきれいにして病気を防ごうとしている時間帯が「朝」なのだ。
だから、
朝食を食べると 「吸収は排泄を阻害する」 という生理が働いて、
・排泄が止まり、
・せっかくの体内・血液の浄化反応がストップし、
・血液が汚れ、
・万病のモトをつくる
ことになってしまうというのだ。
逆に言うと、食べないと、排泄がよくなるのだ。
だから、「朝食は食べない」というのだがどうだろうか?
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