「笑う」ことは人間だけができる行為です。
笑いが、本能的な喜びや快楽の現れだとすると、ほかの動物も人間と同じように笑うはずですがそうはなりません。
まるで、笑ったように見えることもありますが、人間の笑いとは本質的に異なるものです。
つまり、笑いを生み出しているのは、ほかの動物にはない部分のなせる技ということです。
それは脳ということになります。発達した前頭前野の働きだと推測できます。
実際、滑稽な写真を見たときには、前頭前野が活発に働いていたという実験があります。
また、大笑いしたあと、なんだか疲れたように感じるのは、前頭前野が活発に働いたからだと考えられています。
笑いが免疫力をアップさせるということも最近わかってきました。
脳を刺激し、鍛えるのにこれほど楽しいトレーニングはないでしょう。
しかしながら、ただ顔の表情を動かすだけの作り笑いでは脳を刺激する効果は期待できません。
落語やお笑いなどを楽しむのも良いでしょう。
身近な人と会話して笑い合えるのが一番かもしれません。
お腹の底から笑えるような機会を増やせば、脳のトレーニングにも健康にも良いはずです。
関連参照:
笑いの発達段階
上手に生きる更年期
40歳の不都合な真実
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