2014年4月14日月曜日
ホットレシピでスリムに
英語で「辛い」と「熱い」は同じ「HOT」ということばを使います。
なるほど、唐辛子などのスパイスを多量に使った辛い料理を食べると、まるで運動をしたあとのように体が熱くなり、汗がにじんできます。
それは、体脂肪が分解され、燃えているからなのです。
体を動かすと分泌されるアドレナリンやノルアドレナリンというホルモンには、脂肪をため込んでいる脂肪細胞を刺激し、脂肪を分解する働きがあるのです。
唐辛子などの辛み成分には、これらのホルモンの分泌を促進する働きがあります。
有酸素運動を行うと、これらのホルモンによって分解された脂肪は筋肉に運ばれ、酸素を使いながら燃やされます。
辛い料理を食べるだけでは、筋肉での燃焼は期待できませんが、脂肪は燃やされます。
実は、脂肪細胞にはふたつの種類があります。
脂肪をため込む白色細胞と、脂肪を燃やして熱を生み出す働きをもつ褐色細胞の2種類です。
辛み成分が分泌を促すノルアドレナリンには、この褐色細胞を刺激して、脂肪を燃やす作用もあるのです。
ただ、圧倒的に多いのは白色細胞なので、褐色細胞の働きに頼るだけでなく、白色細胞にたまった脂肪を有酸素運動で燃やすことが必要です。
また、脂肪を燃やすからといって、辛いモノばかり大量に摂るのはよくありません。
辛み成分は粘膜にも強い刺激を与えるため、胃壁などを荒らし、胃を痛める心配もあります。
また、ほかに辛み成分には食欲増進作用もあります。
食事の量が大幅に増えてしまっては、脂肪燃焼効果も台無しになってしまいますので、食べ過ぎには注意が必要です。
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