2014年4月4日金曜日

テロメアを大切にすることが長寿の秘訣 

テロメアはヒト細胞1個あたり92存在します。

その中の1箇所でも一定の長さより短くなれば、
細胞分裂は停止します。

テロメアの短縮をとめることが出来れば、テロメアを失うことがなくDNAの安定につながり、ひいては不老長寿をもたらすとされています。


テロメアの分裂を抑制し延長するにはテロメラーゼという酵素が必要です。


テロメラーゼはテロメアDNAを伸ばす酵素であり、
テロメアの維持のために働いていると考えられています。

しかし、テロメラーゼは、人の体細胞では、卵巣や精巣などの生殖細胞に存在しているのみで
ごくわずかしか見られません。

また、テロメラーゼはガン細胞にも大量に存在しています。

ガン細胞は、テロメラーゼによってテロメアを無限に伸張し、永遠に分裂を続けます。

その結果、人の体を蝕んで命まで奪うことになります。

テロメラーゼをわずかしか持たない通常の細胞においては、テロメアは、過食や肥満や動脈硬化等、メタボリックシンドロームによって大量に失われます。

健康で長生きする秘訣は、テロメアの無駄使いを極力避けることです。



関連参照:
つまらんことでしょうか 
テロメアが長い 
酵素丸わかり


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