2014年4月18日金曜日

心肺機能と足腰を強化するには

 
老化にともない心臓の働きが低下すると、全身に充分な血液を送り出すことができにくくなります。

酸素は血液によって運ばれるので、充分な血液が送られてこなければ肺が酸素不足になり、息切れが起きます。

息苦しくなると、もっと多くの酸素が必要になるので、心臓は心拍数を増やします。

すると動悸が激しくなり、心臓に大きな負担になります。

肺の機能も老化によって低下します。

肺は呼吸筋が収縮・拡張して酸素を取り込みますが、加齢とともに呼吸筋が弱まると、充分な酸素を取り込めなくなります。

心肺機能を高めるには、ふだんよりややきつめの運動を定期的に行う、心臓や肺がその負荷に耐えられるようになってきて強化されます。

簡単なウオーキングでも最初の20分くらいはつらくても、慣れると楽に歩けるようになります。

これと同じで、ややきつめの負荷の運動も続けているうちに慣れてきます。

ややきつめの運動としてオススメなのは、高速ウオーキングです。


高速ウオーキングのやり方:10分位を目安にします。

・頭が上下に動かないように視線を前方20mぐらいのところに定めます。
・ひじを直角に曲げ、小さく前後に振ります。
・ひざを伸ばし、足を前方に大きく踏み出し、広めの歩幅であるくようにします。
・かかとから着地して、重心をつま先の方に移動させ、再び蹴り出します。


関連参照:
だから、歩くのがいい。  
中高年からの筋肉作り 
サルコペニア予防





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