エコノミー症候群になりやすい血液型
エコノミー症候群(肺塞栓症)は、ふくらはぎや足の付け根の静脈にできた血栓が肺の血管に詰まることで起こります。
足の静脈にできた血栓が肺まで流れていって、そこで詰まるのです。
かなり先端の細いところが詰まるのではなく太いところが詰まると呼吸困難になるなど重篤な事態になることもあります。
血液型と肺塞栓症のこの関係はかなり注目を集めていたようです。
最新の研究が発表されました。
2010年、アメリカのダナ・ファーバーがん研究所が発表したもので、コホート研究です。
彼らは全米の看護師とその他の医療従事者を対象としたコホート研究を利用して、血液型と肺塞栓症の関係を調べました。
対象者は10万人。
それを10年間にわたって追跡調査しました。
この期間に肺塞栓症に罹った人は、全部で499人いました。
血液型による違いは非O型の人はO型と比べて1.46倍も肺塞栓症のリスクが高かったのです。
このリスクはA型、B型、AB型でほとんど変わらなかった。
2008年に行ったイギリスのチームの別の調査でも、
非O型のほうがO型と比べて1.79倍高かったというデータもあるようです。
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