ガンにかかりやすい血液型とは
「A型は神経質だからガンになりやすい」とか
「B型はきままに生きていてストレスがたまらないからガンになりにくい」とかいった話ではありません。
そういう血液型性格診断流の解釈ではなく、
正当な科学論文として発表された話があるのです。
2009年3月、アメリカの国立がん研究所が、
「非O型(A型、B型、AB型の総称)の人は、O型の人よりも膵臓ガンになりやすい」という論文を発表しました。
A型では1.32倍、B型1.51倍、AB型1.72倍も膵臓ガンに罹るリスクが高い、というのです。
膵臓はインスリンをつくり出して、血糖値をコントロールするホルモンです。
お腹の真ん中あたりにあり、ほかの臓器にも転移しやすく、手術できるケースはあまり多くはありません。
そんな恐ろしいガンです。
ですから、B型やAB型の人は中高年になったら年に1回ぐらいは腹部の超音波検査をうけておくべきだといえますし、A型の人も2年に1回くらいは受けておくべきでしょう。
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