漢方治療と合わせて行うと良好な結果が得られる治療法に、
ペプチドワクチン療法があります。
ペプチドワクチン療法とは、ペプチドワクチンを注射することにより、がん患者自身のもつ免疫力を高める治療法で免疫療法の一種です。
体内にガン細胞が発生すると、免疫を担当するリンパ球のうち、キラーT細胞が中心になって、ガンを撃退します。
キラーT細胞はガン細胞の表面にあるガン特有の小さなタンパク質のかけらを発見し、それを目印としてガン細胞を攻撃し、死滅させます。
ガンの目印を「ガン抗原」といい、このタンパク質のかけらを「ペプチド」といいます。
ペプチドは8~10個のアミノ酸からなる物質で、人工的に合成することが可能です。
ペプチドワクチン療法は、ペプチドを体内に投与すると、刺激を受けたキラーT細胞が活性化し、ガン抗原を覚えて、ガン細胞を直接攻撃し、排除しようとする性質を利用したものです。
ただ、いまのところ治療費の目安は1クール200~300万円もかかる高額療法です。
すでに臨床実験で安全性は確認されており、ペプチドワクチン療法の効果を検証するための臨床試験などが行われています。
関連参照:
つまらんことでしょうか
●頭のいいボウリング上達法
ボウリング 東大式驚異のボウリング上達法
↓クリックをお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿