2014年3月24日月曜日

タバコを吸わない人も肺ガンになる?

タバコの煙には、
喫煙者がフィルターを通して体内に吸い込む煙(主流煙)と、
タバコの点火部分から立ち上る煙(副流煙)があります。

「タバコはまったく吸わないし、家族や職場で吸う人もいない」。

それなのに肺ガンになってしまう人がいます。

肺ガンには、大きく分けて、喫煙が大きく影響するタイプ(扁平上皮ガン)とそうでないタイプ(肺腺ガン)があります。

最近増加しているのが、後者の「肺腺ガン」です。

喫煙の影響を受けやすい肺ガンは、肺の入り口付近に発生し、呼吸が苦しい、咳や痰といった症状が比較胃的早く現れますが、肺の奥深くにできる肺腺ガンは自覚症状が出にくく、症状が出た時にはガンが相当進行している場合が多いのです。

実は肺腺ガンには「女性ホルモン」の影響が指摘されています。

以前と比べて、女性の月経期間が長くなったことに加え、更年期障害でホルモン療法を受けたり、長期間低栄養ピルを服用することで、肺腺ガンの発生率が上がるのです。

また、もうひとつ。「大気汚染による肺腺ガンの発生リスクの上昇」が指摘されています。

交通量の多い大都市や、工場から大量の煙を排出する工場地帯では、肺腺ガンの発生率が上がると言われています。


こんな検査をしましょう。

●喫煙の有無に関係なく年に1度はCT検査
喫煙の有無に関係なく、40歳を過ぎたら「低線量CT」と呼ばれる検査で肺の状態を確認するといいでしょう。

ガンに限らず、初期の肺疾患を見つけることができます。
風邪が長引くときも、CT検査で風邪ではない肺疾患が見つかることがあります。

●喫煙者に多い肺の入り口付近にできる「扁平上皮ガン」は、CT検査では見つからないため
「痰」を採取しての検査が有効です。

ごく初期で見つかれば、外科手術なしでの治療も可能になります。


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